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ツクモグサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ツクモグサ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キンポウゲ目 Ranunculales
: キンポウゲ科 Ranunculaceae
: オキナグサ属 Pulsatilla
: ツクモグサ P.nipponica
学名
Pulsatilla nipponica (Takeda) Ohwi
和名
ツクモグサ(九十九草)

ツクモグサ(九十九草 Pulsatilla nipponica)は、キンポウゲ科オキナグサ属多年草


特徴

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高山植物の中でも開花が最も早く6月上旬ごろから咲き始め、花茎の高さは5cm、花後の茎高は15cmほどになる。花は約3.5cm、上を向いた漏斗状の6枚の萼片が花弁状になり、緑色がかったクリーム色を呈する。萼片は晴れた日には開き、外側は白色の毛で覆われる。葉は掌状に細かく深裂し、はじめ白色の毛をまとうがのちに脱落し緑色となる。

分布と生育環境

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日本固有の高山植物で、高山帯の岩礫地・稜線沿いの風衝草地に生える。分布地は北海道の利尻島ポロヌプリ山大雪山群・芦別岳日高山脈北部、本州の白馬岳八ヶ岳に限られる。絶滅危惧IB類の絶滅危惧種であり、数百個体が現存すると推定されている[1]

保護上の位置づけ

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絶滅危惧IB類 (EN)環境省レッドリスト

ギャラリー

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近縁種

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脚注

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参考文献

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外部リンク

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関連項目

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