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ダニー・リトルベア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダニー・リトルベア
プロフィール
リングネーム ダニー・リトルベア
チーフ・リトルベア
チーフ・ダニー・リトルベア
本名 アーチー・ダニエル・アンダーウッド[1]
ニックネーム 赤熊酋長
身長 180cm - 185cm
体重 104kg - 121kg
誕生日 1925年9月13日[2]
死亡日 (1991-05-12) 1991年5月12日(65歳没)[2]
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ケンタッキー州の旗 ケンタッキー州
ラルー郡ホジェンビル[1]
デビュー 1954年[3]
引退 1978年[1]
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"チーフ" ダニー・リトルベア"Chief" Danny Little Bear、本名:Archie Daniel Underwood1925年9月13日 - 1991年5月12日)は、アメリカ合衆国プロレスラーケンタッキー州ホジェンビル出身[1]

ワフー・マクダニエルチーフ・ジェイ・ストロンボーに先駆けるインディアンギミックベビーフェイスとして、カンザスおよびミズーリを拠点とする中西部NWAセントラル・ステーツ地区を主戦場に活躍した[4]

来歴

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1954年にデビューした後、ミネソタフロリダテネシーなど各地を転戦[1]。テネシーでは1964年10月28日、マック・ヨークと組んでミッドアメリカ版のNWA南部タッグ王座を獲得[5]トージョー・ヤマモトミツ・ヒライトーア・カマタとも対戦した[6][7]1967年2月3日にはミッドサウス地区にて、当時ガルフ・コースト・チャンピオンシップ・レスリングが認定していたNWAルイジアナ・ヘビー級王座を奪取している[8]

1969年6月、清美川梅之のブッキングで国際プロレスの『ダイナマイト・シリーズ』に来日。最終戦の6月27日に足利にてジャン・ウィルキンスと組み、サンダー杉山&ラッシャー木村が保持していたTWWA世界タッグ王座に挑戦した[9]

その後はセントラル・ステーツ地区に定着して、日本遠征から帰国直後の1969年6月30日、ルーク・ブラウンと組んでKO・コックス&ディック・マードックからNWA北米タッグ王座を奪取。以降も9月18日にスタン・プラスキーと組んでターザン・タイラー&グレート小鹿、11月7日にはザ・ヴァイキング(ボブ・モーゼ)と組んでブラウン&ジ・オックスを破り、同年中に北米タッグ王座を3回獲得している[10]。フラッグシップ・タイトルのNWAセントラル・ステーツ・ヘビー級王座にも、同年11月28日にトーナメントの決勝でキラー・カール・コックスを下して戴冠[11]。以降1973年にかけて、ロジャー・カービーハーリー・レイスを破り、同王座を通算6回獲得した[11]

1974年カルガリースタンピード・レスリングにて、フラッグシップ・タイトルの北米ヘビー級王座を巡りビッグ・ジョン・クインと抗争を展開[12]。クインとのナンバーワン・コンテンダーマッチを征し、7月5日にはジャック・ブリスコNWA世界ヘビー級王座に挑戦している[13]。海外武者修行中だった国際プロレスのグレート・サキことデビル紫らをパートナーに、ニック・カーター&スウィート・ウィリアムザ・キウイズが保持していたインターナショナル・タッグ王座にも再三挑戦した[14]

1974年下期からは、ジム・バーネット主宰のジョージア・チャンピオンシップ・レスリングに参戦。12月3日にロッキー・ジョンソンと組んでレイス&バディ・コルトからNWAメイコン・タッグ王座を奪取[15]。翌1975年は空位となっていたNWAメイコン・ヘビー級王座をプロフェッサー・タナカと争い[16]ロニー・ガービンアブドーラ・ザ・ブッチャーとも対戦した[17]

キャリア晩年は、古巣のテネシーにて同じインディアン・ギミックのチーフ・サンダークラウドと組み、1976年11月1日にデニス・コンドリー&フィル・ヒッカーソンからNWA南部タッグ王座を奪取[5]。同王座への12年ぶりの戴冠を果たし、翌1977年1月3日にデビッド・シュルツ&ダッチ・マンテルに敗れるまで保持した[5]ザ・ファンクスが運営していたテキサス州アマリロ地区でもサンダークラウドとのタッグで活動し、リップ・ホーク&スウェード・ハンセンのブロンド・ボンバーズと抗争した[18]

1991年5月12日、居住地のジョージア州ジョーンズボロにて糖尿病合併症により死去[4]。65歳没。

得意技

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獲得タイトル

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ガルフ・コースト・チャンピオンシップ・レスリング
  • NWAルイジアナ・ヘビー級王座:1回[8]
  • NWA USタッグ王座(ガルフ・コースト版):1回(w / ボビー・フィールズ)[19]
セントラル・ステーツ・レスリング
ジョージア・チャンピオンシップ・レスリング
NWAミッドアメリカ
  • NWA南部タッグ王座(ミッドアメリカ版):2回(w / マック・ヨーク、チーフ・サンダークラウド)[5]
  • NWAテネシー・タッグ王座:1回(w / チーフ・サンダークラウド)[21]
スタンピード・レスリング
  • スタンピード北米ヘビー級王座:1回[12]

脚注

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  1. ^ a b c d e Danny Little Bear”. Wrestlingdata.com. 2019年5月5日閲覧。
  2. ^ a b Danny Little Bear”. Find a Grave.com. 2019年5月5日閲覧。
  3. ^ Danny Little Bear”. Cagematch.net. 2015年5月2日閲覧。
  4. ^ a b Danny Littlebear”. Online World of Wrestling. 2015年5月2日閲覧。
  5. ^ a b c d Southern Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2015年5月2日閲覧。
  6. ^ The GWE matches fought by Danny Little Bear in 1964”. Wrestlingdata.com. 2015年5月2日閲覧。
  7. ^ The GWE matches fought by Danny Little Bear in 1965”. Wrestlingdata.com. 2015年5月2日閲覧。
  8. ^ a b Louisiana Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2015年5月2日閲覧。
  9. ^ IWE 1969 Dynamite Series”. Puroresu.com. 2015年5月2日閲覧。
  10. ^ a b NWA North American Tag Team Title [Central States]”. Wrestling-Titles.com. 2015年5月2日閲覧。
  11. ^ a b c NWA Central States Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2015年5月2日閲覧。
  12. ^ a b Stampede Wrestling North American Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2015年5月2日閲覧。
  13. ^ The Stampede matches fought by Danny Little Bear in 1974 (2)”. Wrestlingdata.com. 2015年5月2日閲覧。
  14. ^ The Stampede matches fought by Danny Little Bear in 1974 (1)”. Wrestlingdata.com. 2015年5月2日閲覧。
  15. ^ a b NWA Macon Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2015年5月2日閲覧。
  16. ^ NWA Macon Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2015年5月2日閲覧。
  17. ^ The GCW matches fought by Danny Little Bear in 1975”. Wrestlingdata.com. 2015年5月2日閲覧。
  18. ^ The Amarillo matches fought by Danny Little Bear in 1977”. Wrestlingdata.com. 2015年5月2日閲覧。
  19. ^ NWA United States Tag Team Title [Gulf Coast]”. Wrestling-Titles.com. 2015年5月2日閲覧。
  20. ^ NWA World Tag Team Title [Central States]”. Wrestling-Titles.com. 2015年5月2日閲覧。
  21. ^ NWA Tennessee Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2015年5月2日閲覧。

外部リンク

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