チューレラン・ゼドケア
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チューレラン・ゼドケア Jurelang Zedkaia | |
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2009年11月2日撮影 | |
第5代 マーシャル諸島共和国大統領 | |
任期 2009年11月2日 – 2012年1月10日 | |
前任者 | ルーベン・ザックラス(代行) |
後任者 | クリストファー・ロヤック |
個人情報 | |
生誕 | 1950年7月13日 太平洋諸島信託統治領(現 マーシャル諸島)、マジュロ |
死没 | 2015年10月7日(65歳没) マーシャル諸島、マジュロ |
政党 | 我が祖国党 (AKA) |
配偶者 | ハンナ・T・チューレラン・ゼドケア |
チューレラン・ゼドケア(英: Jurelang Zedkaia、1950年7月13日 - 2015年10月7日)は、マーシャル諸島の酋長、政治家。2009年10月26日から2012年1月10日まで同国大統領(第5代)を務めた。
経歴
[編集]首都マジュロの大酋長であったゼドケアは、大統領に就任するまで国会議員を5期務めた[1]。副議長を務め、2008年1月に議長に就任した[1]。
2009年10月21日にケーサイ・ノート前大統領(当時)の勢力が内閣不信任決議案を提出[1]、リトクワ・トメイン大統領が失職した。内閣不信任決議が可決されたのは、同国史上これが初めてのケースであった[1][2] 。
大統領選挙は10月26日に行われ、ゼドケア議長とノート前大統領との一騎討ちになった[1]。議員投票の結果、ゼドケアが17対15で辛勝[1][3]。11月2日に任に就き[4]、特に異論もなくアルヴィン・ジャクリックを新議長に指名した。
チューレランは長年、母のアタマ・ゼドケアに代わって大酋長を務めていた[2]が、2010年11月19日、母が79歳で死去した[5]ことに伴い、マジュロの全域がチューレランの所有となった[2]。アタマの葬儀は国葬として執り行われ、1996年のアマタ・カブア元大統領以来の大規模な葬儀となった[6]。
2012年1月10日、トメインの残り任期が満了し大統領を退任。 2015年10月7日、マジュロにて死去[7]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f “The Marshall Islands parliament has elected the Speaker, Jurelang Zedkaia, as its fifth President”. RNZI (Islands Business). (2009年10月26日). オリジナルの2012年2月23日時点におけるアーカイブ。 2009年10月27日閲覧。
- ^ a b c Johnson, Giff (2010年11月25日). “Huge funeral recognizes late Majuro chief”. Marianas Variety News & Views. オリジナルの2011年7月14日時点におけるアーカイブ。 2010年11月28日閲覧。
- ^ “Marshall Island parliament elects new President”. Radio New Zealand International. (2009年10月26日) 2009年10月27日閲覧。
- ^ “The Marshall Islands Inaugurates a New President”. Office of Insular Affairs. (2010年11月3日) 2010年11月28日閲覧。
- ^ “Marshalls Paramount Chief played important role in country’s independence”. Radio New Zealand International. (2010年11月24日) 2010年11月28日閲覧。
- ^ “Thousands mourn Marshalls chief’s death”. Radio New Zealand International. (2010年11月24日) 2010年11月28日閲覧。
- ^ “Month of mourning for former Marshall Islands President”. (2015年10月12日) 2019年6月10日閲覧。
外部リンク
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公職 | ||
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先代 ルーベン・ザックラス (代行) |
マーシャル諸島共和国大統領 第5代:2009 - 2012 |
次代 クリストファー・ロヤック |