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チャールズ・ポンソンビー (第2代ド・モーリー男爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

第2代ド・モーリー男爵チャールズ・フレデリック・アシュリー・クーパー・ポンソンビー: Charles Frederick Ashley Cooper Ponsonby, 2nd Baron de Mauley1815年9月12日1896年8月24日)は、イギリスの貴族、政治家。ホイッグ党、のち自由党に属し、庶民院議員を務めた後、1886年に自由統一党に転じた[1]

生涯

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初代ド・モーリー男爵ウィリアム・ポンソンビー英語版と妻バーバラ(Barbara、1788年10月19日 – 1844年6月5日、第5代シャフツベリ伯爵アントニー・アシュリー=クーパーの娘)の息子として、1815年9月12日にセント・ジョージ・ハノーヴァー・スクエア英語版で生まれ、セント・メリルボーン教区教会英語版で洗礼を受けた[1]イートン・カレッジで教育を受けた[1]

1837年イギリス総選挙ホイッグ党候補としてプール選挙区英語版から出馬、278票(得票数1位)を得て当選した[2]1841年イギリス総選挙で231票(得票数1位)を得て再選した後、1847年イギリス総選挙をもって議員を退任した[2]。1848年5月にサイレンセスター選挙区英語版の補欠選挙に出馬したが、130票(得票数2位)で保守党候補に敗れた[3]。1851年3月にダンガーヴァン選挙区英語版の補欠選挙に出馬して、158票(得票数1位)を得て当選した後、1852年イギリス総選挙をもって議員を退任した[4]

1855年5月16日に父が死去すると、ド・モーリー男爵位を継承した[1]

1883年時点でサマセット州に2,457エーカー(年収7,433ポンド相当)、オックスフォードシャーに1,255エーカー(年収1,901ポンド相当)の領地を所有したが、サマセット州の領地は1915年までに売却されてド・モーリー男爵家の手を離れている[1]

1886年に離党して自由統一党に転じた[1]

1896年8月24日にインチチュア英語版で急死、29日にオックスフォードシャーリトル・ファリンドン英語版で埋葬された[1]。長男ウィリアム・アシュリー・ウェブが爵位を継承した[1]

家族

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1838年8月9日、マリア・ジェーン・エリザベス・ポンソンビー(Maria Jane Elizabeth Ponsonby、1819年3月14日 – 1897年9月13日、第4代ベスバラ伯爵ジョン・ポンソンビーの娘)と結婚[1]、5男5女をもうけた[5]

  • アリス・バーバラ・マリア(1840年1月26日 – 1846年6月7日[5]
  • エミリー・プリシラ・マリア(1841年11月27日[5] – 1926年5月12日) - 1870年6月2日、チャールズ・ウィリアム・ノーマン・オグルヴィ(Charles William Norman Ogilvy、1903年6月7日没)と結婚、子供あり[6]
  • ウィリアム・アシュリー・ウェブ(1843年3月2日 – 1918年4月13日) - 第3代ド・モーリー男爵[6]
  • ジョージ(1844年7月 – 1845年8月24日[5]
  • モーリス・ジョン・ジョージ(1846年8月7日 – 1945年3月15日) - 第4代ド・モーリー男爵[7]
  • フレデリック・ジョン・ウィリアム(1847年8月28日 – 1933年8月25日) - 1877年2月1日、マーガレット・ファニー・ハワード(Margaret Fanny Howard、1919年没、フレデリック・ジョン・ハワードの娘)と結婚、子供あり[6]
  • メアリー・アリス(1849年4月1日 – 1872年7月13日[5]
  • エドウィン・チャールズ・ウィリアム(1851年10月13日 – 1939年10月15日) - 1878年12月10日、エミリー・ドラ・クープ(Emily Dora Coope、1897年10月3日没、オクタヴィアス・クープ英語版の娘)と結婚、子供あり。1906年2月17日、ヒルダ・マリオン・スミス(Hilda Marion Smith、1943年10月15日没、ロバート・スミスの娘)と再婚[8]
  • ヘレン・ジェラルディン・マリア(1852年12月12日 – 1954年8月27日) - 1877年7月25日、第19代モートン伯爵ショルト・ダグラス英語版と結婚、子供あり[9][10]
  • ダイアナ・イザベル・マリア(1855年3月27日 – 1875年3月27日[5]

ド・モーリー男爵夫人は第2代ド・モーリー男爵の伯父の娘、すなわち男爵の従妹にあたる[1]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary; Doubleday, H. Arthur, eds. (1916). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Dacre to Dysart) (英語). Vol. 4 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. p. 176.
  2. ^ a b Craig, F. W. S. (1989) [1977]. British parliamentary election results 1832–1885 (英語) (2nd ed.). Chichester: Parliamentary Research Services. p. 244. ISBN 0-900178-26-4
  3. ^ Craig, F. W. S. (1989) [1977]. British parliamentary election results 1832–1885 (英語) (2nd ed.). Chichester: Parliamentary Research Services. p. 92. ISBN 0-900178-26-4
  4. ^ Walker, B. M., ed. (1978). Parliamentary Election Results in Ireland, 1801-1922 (英語). Dublin: Royal Irish Academy. pp. 277–278. ISBN 0901714127
  5. ^ a b c d e f Lodge, Edmund, ed. (1902). The Peerage and Baronetage of the British Empire as at Present Existing (英語) (71st ed.). London: Hurst and Blackett. p. 205.
  6. ^ a b c Burke, Sir Bernard; Burke, Ashworth Peter, eds. (1934). A Genealogical and Heraldic History of the Peerage and Baronetage, The Privy Council, and Knightage (英語). Vol. 1 (92nd ed.). London: Burke's Peerage, Ltd. p. 737.
  7. ^ Cokayne, George Edward; Hammond, Peter W., eds. (1998). The Complete Peerage, or a history of the House of Lords and all its members from the earliest times (Addenda & Corrigenda) (英語). Vol. 14 (2nd ed.). Stroud: Sutton Publishing. p. 247. ISBN 978-0-7509-0154-3
  8. ^ Mosley, Charles, ed. (2003). Burke’s Peerage, Baronetage & Knightage Clan Chiefs Scottish Feudal Barons (英語). Vol. 1 (107th ed.). London: Burke's Peerage Limited. pp. 622, 1081. ISBN 978-0-97119662-9
  9. ^ Cokayne, George Edward; Doubleday, Herbert Arthur; Howard de Walden, Thomas, eds. (1936). The Complete Peerage, or a history of the House of Lords and all its members from the earliest times (Moels to Nuneham) (英語). Vol. 9 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press. p. 302.
  10. ^ Cokayne, George Edward; Hammond, Peter W., eds. (1998). The Complete Peerage, or a history of the House of Lords and all its members from the earliest times (Addenda & Corrigenda) (英語). Vol. 14 (2nd ed.). Stroud: Sutton Publishing. p. 489. ISBN 978-0-7509-0154-3

外部リンク

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グレートブリテンおよびアイルランド連合王国議会
先代
チャールズ・オーガスタス・タルク英語版
ジョージ・ビング閣下英語版
庶民院議員(プール選挙区英語版選出)
1837年1847年
同職:ジョージ・フィリップス英語版
次代
ジョージ・フィリップス英語版
ジョージ・リチャード・ロビンソン英語版
先代
リチャード・レイラ・シェイル英語版
庶民院議員(ダンガーヴァン選挙区英語版選出)
1851年 – 1852年
次代
ジョン・マグワイア英語版
イギリスの爵位
先代
ウィリアム・ポンソンビー英語版
ド・モーリー男爵
1855年 – 1896年
次代
ウィリアム・ポンソンビー