チャールズ・バークラ
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Charles Barkla チャールズ・バークラ | |
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生誕 |
Charles Glover Barkla 1877年6月7日 イギリス ランカシャー |
死没 |
1944年10月23日 (67歳没) イギリス エディンバラ |
国籍 | イギリス |
研究機関 |
ケンブリッジ大学 リヴァプール大学 キングス・カレッジ・ロンドン エディンバラ大学 |
出身校 |
リヴァプール大学 キングス・カレッジ・ロンドン トリニティ・カレッジ |
指導教員 |
ジョゼフ・ジョン・トムソン オリバー・ロッジ |
主な受賞歴 | ノーベル物理学賞 (1917) |
プロジェクト:人物伝 |
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チャールズ・バークラ(Charles Glover Barkla、1877年6月7日 - 1944年10月23日)は、イギリスの物理学者である。特性X線の発見の功績により1917年にノーベル物理学賞を受賞した。
生涯
[編集]チェシャー州ウィドゥネスに生まれ、リヴァプール大学、ケンブリッジ大学キングス・カレッジで学んだ。1909年にロンドン大学のキングス・カレッジ・ロンドンの物理学の教授となった。1913年にはエディンバラ大学の自然科学の教授になり、終生そこの教授であった。
1909年に C.A. Sadlerと元素に電子線をあてると、元素に固有な波長を持つ特性X線が発生することを発見した。
発見当時は特性X線の物理的意義は必ずしも明確でなかったが、1913年ヘンリー・モーズリーによって、特性X線の波長と原子の原子番号の関係が明らかにされた(モーズリーの式)。モーズリーは第一次世界大戦で戦死したため、ノーベル賞の受賞を逃したが、バークラは1917年に受賞した。1912年に王立協会フェローに選出、同協会から1916年ベーカリアン・メダル、1917年ヒューズ・メダル受賞。