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チャック・ウィルソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チャック・ウィルソン
Chuck Wilson
生年月日 (1946-10-26) 1946年10月26日(78歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
身長 178cm
血液型 O型
職業 スポーツインストラクター
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チャールズ・ケント・ウィルソンCharles Kent Wilson1946年10月26日[1] - )は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン出身のスポーツインストラクター外国人タレント[2][3][4]

日本にエアロビクスを紹介した人物でもある。柔道七段。

血液型はO型。身長178cm、体重100kg。アバンセ所属。

略歴

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少年時代は心臓弁膜症で病弱でいじめを受け「痩せでドジの気弱なチャック」と呼ばれていた[5]。不良グループに入り、自動車泥棒や傷害、強盗などの罪で数回少年刑務所に入ったこともあるが[6]、そこから更生して筋力トレーニングに熱中するようになり18歳で180キログラムのベンチプレスを上げ、レスリングではマサチューセッツ州選手権にまで出場する。しかし、それらが通り魔的な集団暴行の被害を受けた際、実戦で全く通用しなかった経験から、柔道空手に取り組むようになり、ボストン大学合格後に徴兵を受けて空軍所属時、空軍柔道競技で10連勝し、全米選手権でも準優勝の成績を残す。

除隊後は、建築作業員や酒場の用心棒を経て、1970年に来日し同志社大学に柔道留学した。1971年1973年1975年に全日本パワーリフティングでオープン参加にてチャンピオンとなり、ベンチプレス200kgの日本記録を8年間保持していた。

1973年から「クラーク・ハッチ健康管理センター」(東京都港区麻布台に2004年まで存在)の共同経営者として実業家に転身し、日本にエアロビクスを紹介している。1976年、アメリカの柔道ライト・ヘビー級の準優勝、1976年・1980年オリンピック候補選手となる。1982年 - 1989年のうち5回、ホノルルマラソンに参加し完走したほか、相撲も研究した。1990年6月。全日本パワーリフティング110kg級で優勝している。

また、毎日放送(MBS)のクイズ番組世界まるごとHOWマッチ』に準レギュラー解答者として出演(同番組には「クラーク・ハッチ健康管理センター所属」の肩書きで出演していた)。風貌や体格に似合わず、毎回安い金額で解答するため、司会の大橋巨泉からは、同じく4枠準レギュラーのケント・ギルバートの「ネギルバート」(値切る+ギルバートの略)と同様に「ケチャック」(ケチなチャックの略)と呼ばれるようになる[7]。高い金額で解答した際には巨泉から「もうケチャックとは言わせない、チャック・ウィルソンさんの解答です」と茶化されていた[8]

その後は、「チャックウィルソンエンタープライズ (C.W.E.) 」を経営し、全国のフィットネスセンターの指導にあたるとともに、楽しい生活を過ごすための手段として健康があるとの観点から、生活習慣病予防施設の普及に努め、自らも健康カウンセリングセンターを開設する。

出演

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映画

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テレビ番組

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テレビドラマ

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ラジオ番組

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CM

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PV

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著書

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  • 『トレーニング・バイブル―自信がつく、筋肉がつく』ネスコ〈Nesco Books〉、発売:文藝春秋、1985年。ISBN 978-4-890360055
  • 『シェイプアップ・バイブル―しなやかに より軽やかに』ネスコ〈Nesco Books〉、発売:文藝春秋、1986年。ISBN 978-4-890360239
  • 『キミも自分の人生やれよ!』(自叙伝)サンケイ出版、1987年。ISBN 978-4-383025850
  • 『健康と体力アップへのマル秘カルテ―価値ある人生をつくる』リクルート、1990年。ISBN 978-4-889912043
  • 『健康づくり トラの巻―だれでもできる―フィットネス入門』近代文芸社、1997年。ISBN 978-4-773362435
  • 「自信がぐんぐんわいてくる身心改造法」『超転身法―仕事をしながら人生を変える!』ロングセラーズ〈ムックセレクト〉、2002年。ISBN 978-4-845407132 ※共著

脚注

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  1. ^ a b 野村宏平、冬門稔弐「10月26日 / 10月27日」『ゴジラ365日』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、302頁。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  2. ^ "チャック・ウィルソンさん(75)インタビュー「今だから明かせる大橋巨泉との衝突、藤原組長との本当の仲」【全3回の1回】". NEWSポストセブン. 小学館. 2022年9月2日. 2022年9月2日閲覧
  3. ^ "チャック・ウィルソンさん(75)インタビュー「今だから明かせる大橋巨泉との衝突、藤原組長との本当の仲」【全3回の2回】". NEWSポストセブン. 小学館. 2022年9月2日. 2022年9月2日閲覧
  4. ^ "チャック・ウィルソンさん(75)インタビュー「今だから明かせる大橋巨泉との衝突、藤原組長との本当の仲」【全3回の3回】". NEWSポストセブン. 小学館. 2022年9月2日. 2022年9月2日閲覧
  5. ^ 吉田 2004, p. 34.
  6. ^ 吉田 2004, p. 35.
  7. ^ Time Machine Cafe 2005年11月9日”. ZIP-FM (2005年11月9日). 2016年2月22日閲覧。
  8. ^ 大橋 2004, p. 357.

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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