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チシマイワブキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チシマイワブキ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
: ユキノシタ目 Saxifragales
: ユキノシタ科 Saxifragaceae
: チシマイワブキ属 Micranthes
: チシマイワブキ M. punctata
学名
Micranthes punctata
和名
チシマイワブキ(千島岩蕗)

チシマイワブキ(千島岩蕗、学名:Micranthes punctata)は、ユキノシタ科チシマイワブキ属多年草。以前はユキノシタ属Saxifraga )とされていたが、分子系統解析の結果からユキノシタ属の数種とともに、チシマイワブキ属(Micranthes )に分割された[1][2]

特徴、分布等

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草丈は5-25cm、葉は腎円形で縁は山形に鋸歯状になっている。花の直径は6-8mmでおしべが10本ある。長楕円形の花弁が5-6枚ほどあり、色は白が多いが、まれに赤紫色のものもある。開花時期は7月頃。

北海道千島列島樺太カムチャツカ半島などに分布し、高山地帯の湿った岩礫地や、が遅くまで残る雪田周辺などに自生する。主な国内自生地は利尻山大雪山など。

保全状況評価

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絶滅危惧IB類 (EN)環境省レッドリスト

(2012年環境省レッドリスト)

関連項目

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脚注

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  1. ^ 日本のチシマイワブキ属の学名, 「植物研究雑誌The Journal of Japanese Botany」Vol.87 No.4 (August 2012)
  2. ^ Micranthes, 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)

参考文献

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