チゴダラ科
チゴダラ科 | ||||||||||||||||||||||||
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チゴダラ
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Moridae | ||||||||||||||||||||||||
属 | ||||||||||||||||||||||||
本文参照
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チゴダラ科(Moridae)はタラ目に所属する魚類の分類群の一つ。18属108種で多くは底生性の深海魚であるが、一部に沿岸域・汽水域に生息する種類もいる。
分布
[編集]全世界の水深2500mを超える深海から沿岸域や汽水域に分布する。
形態
[編集]背鰭の数は1か2でまれに3。臀鰭も1または2。顎ヒゲの有無などは種によってさまざま。耳石には後方に伸びる明瞭な突起があり、本科の特徴の一つとなっている。一部の種類は発光器をもつ[1][2][3]。
生態
[編集]他のタラ目の魚同様、魚類や甲殻類を食す。また、深海の生態系を支える重要な魚類である。
分類
[編集]18属108種がいるとされている。ここでは、全属とその属に代表される種を列挙した[4]。
イソアイナメ属(Lotella)は世界に6種がいる。上顎外側に1列の大きな歯があり、小さな歯からなる内側の歯帯と分離している。発光器が無い[5]。
イトヒキダラ属(Laemonema)は世界に18種が生息する。
カナダダラ属(Antimora)は世界に2種が生息する。
- カナダダラ など
カラスダラ属(Halargyreus)は世界にカラスダラ1種のみが生息する。チリ、アルゼンチン、パタゴニア、ニュージーランド、日本に分布する。頭は大きく,体長は頭長の約4倍。口は大きく斜位で伸出する。臀鰭42~53軟条、胸鰭16~18軟条、腹鰭6~7軟条 [6]。
ソコクロダラ属(Lepidion)は世界に9種が生息する。
チゴダラ属(Physiculus)は世界に42種が生息する。
ナガチゴダラ属(Gadella)は世界に3種が生息する。
- ナガチゴダラ など
プセウドフィキス属(Pseudophycis)は世界に3種が生息する。
ヒメダラ属Guttigadus)は世界に7種が生息する。
- ヒメダラ など
Auchenoceros属は世界にpunctatus1種のみがいる。
Eeyorius属は世界にEeyorius hutchinsi1種のみが生息する。
Eretmophorus属は世界にkleinenbergi1種のみが生息する。
Mora属は世界にMora moro1種のみが生息する。
Notophycis属
[編集]Notophycis属は世界に2種が生息する。
Rhynchogadus属は世界にRhynchogadus hepaticus1種のみが生息する。
Salilota属は世界にSalilota australis1種のみが生息する。
Svetovidovia属は世界にSvetovidovia lucullus1種のみが生息する。
Tripterophycis属は世界に2種が生息する。
脚注
[編集]- ^ Family Moridae - Morid cods https://fishbase.net.br/summary/FamilySummary.php?ID=180
- ^ 中坊徹次『日本産魚類検索 全種の同定 第二版』 東海大学出版会 2000年
- ^ http://www.fishbase.org/summary/OrdersSummary.php?order=Gadiformes FishBase page-タラ目
- ^ http://comiya.net/fish/order/tala_mc/index.html タラ目専門・タラ目一覧表
- ^ 日本産チゴダラ科,チゴダラ属およびイソアイナメ属の魚類
- ^ 国立研究開発法人 水産研究・教育機構 開発調査センター http://jamarc.fra.affrc.go.jp/database/zukan/i/i-m015/i-114.htm
- ^ 『大日本百科事典』Vol.11 【ソコクロダラ】