村沢良介
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(チコ早苗から転送)
村沢 良介 | |
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別名 | チコ早苗[1]・沢しげと[2] |
生誕 | 1926年8月12日(98歳) |
出身地 | 日本 |
ジャンル | 演歌・歌謡曲 |
職業 | ソングライター |
村沢 良介(むらさわ りょうすけ、1926年8月12日 - )は、日本のソングライター。演歌の楽曲を手がけている。別名義に「チコ早苗[1]」「沢しげと[2]」がある。
略歴・人物
[編集]作曲家倉若晴生に弟子入りする。1946年に「村澤可夫」名義で「たそがれの驛」で歌手デビュー。「村澤良夫」名義でのレコードも多数ある。恩師・倉若作曲の田端義夫「かえり船」が大ヒットした時期には、戦前の軍部との軋轢の関係で関東行きを渋っていた田端に代わり、ギターを抱えて関東一円を行脚する。
昭和29年発売の「黄昏のプラットホーム」を最後に歌手をやめ、作曲家へと転向する。最初の頃は「村沢可夫」名義で活動。
作曲家としては、鈴木三重子の「愛ちゃんはお嫁に」の大ヒットで一躍注目を浴びる。このほか代表作に「口笛が聞こえる港町」「おんな占い」「大阪ふたり」など。
飼っている猫の名前と妻の名前を合わせた「チコ早苗」[1]名義で作曲した「流れて津軽」は、2007年1月に藤田まさと賞・特別賞を受賞した[3][4]。
楽曲提供作品
[編集]- 浅丘ルリ子
- さよならの季節(作詞:二条冬詩夫 1971年)
- 石原裕次郎
- 桂竜士
- 流れて津軽[5]
- 昭和挽歌(1994年)
- 島津亜矢
- 一本刀土俵入り(1992年)
- 関の弥太っぺ(1992年)
- 小鉄の女房[6](1992年)
- お梶/沓掛時次郎(1993年)
- 桃色鴉(1994年)
- お蔦/森の石松(1995年)
- 花の幡隨院/大忠臣蔵(1996年)
- お初/鶴八鶴次郎(1996年)
- おりょう/伊那の勘太郎(1997年)
- 梅川/男…新門辰五郎(1999年)
- おさん/切られ与三(2000年)
- お梅/仲乗り新三(2002年)
- お七/仁侠吉良港[7](2004年)
- 小春/赤城山(2006年)
- 流れて津軽[5](2006年)
- お吉(2006年)
- お徳/大利根しぐれ(2007年)
- おつう/天竜三度笠[8](2009年)
- 浦里/女優・須磨子(2009年)
- お光(2010年)
- 忠治侠客旅/雪の舞い[8](2011年)
- お玉/亜矢の三度笠[8](2011年)
- 八重/三味線やくざ(2012年)
- お染/夕霧(2014年)
- 阿吽の花(2016年)
- 白根一男
- 島の次男坊(作詞:清水みのる 1957年)
- 鈴木三重子
- 田端義夫
- 大阪ふたり(作詞:もず唱平 1981年)
- 鶴岡雅義と東京ロマンチカ
- 愛に散りたい(作詞:上月たかし 1969年)
- 天童よしみ
- 隅田川…橋めぐり(1998年)
- 中村美律子
- 南有二とフルセイズ
- おんな占い(作詞:二条冬詩夫 1970年) - のちに田端義夫がカバー
- おんな流れ唄(作詞:二条冬詩夫 1970年)
- 恋占い(作詞:二条冬詩夫 1971年)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 競作・麦畑 - 内藤やすお|演歌十八番 内藤やすおブログ
- ^ a b みたかずよ | アーティスト | ひかりTVミュージック
- ^ 日本音楽著作家連合 藤田まさと賞
- ^ 桂:俺の恩師 村澤良介先生と | 桂竜士公式 オフィシャルブログ
- ^ a b チコ早苗名義。
- ^ a b 沢しげと名義。
- ^ 作詞も担当。
- ^ a b c チコ早苗名義で作詞も担当。