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チェイスタグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

チェイスタグは、イギリス発祥の鬼ごっこ競技である。

発祥

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起源

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イギリスのクリスチャン・ダミアン兄弟が自宅にあるベンチやブロック、ゴミ箱などを障害物にした鬼ごっこをして楽しみ、「教義化できるのでは?」と思ったのが始まりとされている。

各国での普及

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  • 2017年、ワールドチェイスタグ英語版として世界大会にまで及ぶ。
  • 日本では2018年大晦日放送、『元日決戦!フジヤマ~肉体派芸能人16人が集結!チェイスタグ予選大会SP~』テレビ番組が話題の口火を切ったとされている。

ルール

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主なスタイル

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チームチェイスオフ

  • 2チームで行うチーム戦。1チームは最大で6名。
  • 1ゲームは数セットで行われ、何チェイスで1セットとするかをゲーム開始前に合意する。(通常は10~16チェイスで行う。)
  • 各チェイスの制限時間は20秒間、それぞれのチームから1人のチェイサーと1人のイヴェイダーが争う。
  • チェイスで勝利した選手がイヴェイターとして残り、次のチェイスも継続参戦する。
  • 負けた選手はチームメイトと交代し、交代した選手がチェイサーとなる。
  • コートから出ると失格となり負け。
  • 20秒間逃げ切ったイヴェイダー若しくは20秒以内にタグしたチェイサーがポイント獲得。
  • 試合前に決めたチェイス数を終了した時点で得点の多いチームがそのセットの勝利となる。

マルチプレーヤー

  • 4名の選手が40秒間×4ラウンドを争う。
  • 各ラウンドは異なる選手がチェイサーとなる。
  • 累積タグタイムが最も少ない選手が勝者。
  • コートから出てしまうとタグされたとみなされる。
  • タッグバック(チェイサーが前に自分をタグしたイヴェイダーをタグすること)は禁止。

シングルチェイスオフ

  • 2名の選手で争い、2点以上の差をつけて最初に10点獲得した方が勝者。
  • 1ゲーム2ラウンド制、1ラウンドは2ピリオド。各ピリオドに一人ずつの選手がチェイサーとして最大20秒、あるいは相手をタグするまでプレーする。
  • タグを成功した選手が1ポイント獲得。ラウンドを勝った選手(つまり最短時間内にタグを成功した選手)も1ポイント獲得する。
  • タッグバック(チェイサーが前に自分をタグしたイヴェイダーをタグすること)は禁止。

ウィナーステイズオン

  • 2名以上の選手が、事前に決められたチェイス数またはラウンド数で行う。
  • 各ラウンドは1名のチェイサーと1名のイヴェイダーが20秒間またはタグが成立するまで続く。
  • チェイスでの勝者がイヴェイダーとして次のチェイスを行う。
  • 1チェイスごとにタグされた選手は0ポイント、逃げ切った選手は1ポイントを獲得。
  • 所定の時間またはラウンドで、最もポイントを獲得した選手が勝者。
  • タッグバック(チェイサーが前に自分をタグしたイヴェイダーをタグすること)は禁止。

主な用語

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  • チェイス:一回のプレーのこと
  • チェイサー:追いかける人(鬼)のこと
  • イヴェイダー:逃げる側の人のこと
  • タグ:チェイサーが逃げる側の人をタッチして捕獲すること
  • タグコート:チェイスタグをするコート、サイズは縦横12mの正方形
  • クリーンゲーム™:1ゲームの間、一人の選手もタグされなかった試合のこと
  • カレントタグタイム:チェイサーの選手のプレーしている時間
  • ジャッキング:タグを避けるために体を前または後ろに反らす動作のこと
  • ジューキング:相手を異なる方向へ向かせるための「フェイント」のこと
  • タグバック™:チェイサーが前に自分をタグしたイヴェイダーをタグすること

鉄則

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  • 危険なプレーは禁止。
  • 足でのタッチは禁止。

外部リンク

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