ダードラーおよびナガル・ハヴェーリー
ダードラーおよびナガル・ハヴェーリー Dadra and Nagar Haveli દાદરા અને નગર હવેલી दादर और नगर हवेली | |
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県都スィルヴァーサー(2008年) | |
北緯20度16分12秒 東経73度1分12秒 / 北緯20.27000度 東経73.02000度 | |
国 | インド |
連邦直轄領 | ダードラー・ナガル・ハヴェーリーおよびダマン・ディーウ連邦直轄領 |
連邦直轄領として | 1961年8月11日 |
連邦直轄領の廃止 | 2020年1月26日 |
県都 | スィルヴァーサー |
政府 | |
• 種別 | 県 |
面積 | |
• 合計 | 491 km2 |
人口 (2011年国勢調査) | |
• 合計 | 343,709人 |
• 密度 | 700人/km2 |
等時帯 | UTC+5:30 (インド標準時) |
• 夏時間 | なし |
ダードラーおよびナガル・ハヴェーリー(Dadra and Nagar Haveli, グジャラート語:દાદરા અને નગર હવેલી, ヒンディー語:दादर और नगर हवेली)は、インドの県のひとつ。ダードラーとナガル・ハヴェーリの2つの地域から成り、グジャラート州とマハーラーシュトラ州の間にある。人口は34万人(2011年)。面積は491km2[1]。県都はスィルヴァーサー。かつては連邦政府直轄領であった。
20世紀半ばまでポルトガル領インドの一部であった。インド独立後にゴアなど残された植民地を解放する機運がインド各地で高まった[2]。その一環として、1954年7月にダードラー村とネロリ村を占拠したゴア国民会議派の運動組織によって「自由ダードラー」「自由ネロリ」が樹立宣言され、同年8月にはナガル・ハヴェーリーと統合し「自由ダードラーおよびナガル・ハヴェーリー」として樹立宣言が行われた[2](ダードラーおよびナガル・ハヴェーリー占領)。自由ダードラーおよびナガル・ハヴェーリーは成立時からインド連邦への編入を主張していたため、独立は宣言せず統治は村行政委員会と村議会によって行われた。1961年6月に決議されたインドへの編入要請決議をインド政府が請ける形で、同年8月11日に併合された[2][3]。
インドへの併合後はダードラーおよびナガル・ハヴェーリー連邦直轄領として、連邦政府の管轄下にあった。
2020年1月26日、ダマン・ディーウ連邦直轄領と合併し、ダードラー・ナガル・ハヴェーリーおよびダマン・ディーウ連邦直轄領が成立[4]。ダードラーおよびナガル・ハヴェーリは新たな連邦直轄領を構成する県となった。
脚注
[編集]- ^ “Dadra & Nagar Haveli & Daman & Diu/Subdivision”. Citypopulation.de (2021年1月8日). 2021年1月8日閲覧。
- ^ a b c 吉田一郎『消滅した国々:第二次世界大戦以降崩壊した183ヵ国』 社会評論社 2012年 ISBN 9784784509706 pp.195-196,205-211.
- ^ “States of India since 1947/Dadra and Nagar Haveli and Daman and Diu”. worldstatemen.org. 2021年1月8日閲覧。
- ^ “REGD. NO. D. L.-33004/99”. egazette.nic.in. 2021年1月8日閲覧。
外部リンク
[編集]- 世界飛び地領土研究会 - ダドラ&ナガルハベリー - ウェイバックマシン(2002年12月16日アーカイブ分)
- Welcome to UT of Dadra & Nagar Haveli