ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞
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ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞(ダ・ヴィンチ ほんのものがたり たいしょう)は、株式会社KADOKAWA メディアファクトリー 『ダ・ヴィンチ』編集部が主催する、公募の新人文学賞である。2012年の第7回をもって終了したダ・ヴィンチ文学賞の後継の賞として2013年より募集が開始された。内容は「本にまつわる物語」に限定しており、400字詰め原稿用紙換算で250枚から350枚の小説を募集する[1]。受賞者には賞金100万円が授与され、受賞作はメディアファクトリーから刊行される[2]。優秀賞・読者賞・特別賞などが出ることもある。最終選考の際は、編集部だけでなく読者審査員100名や、書店員も加わるなど、選考方法がユニークな文学賞でもある。
受賞・最終候補作一覧
[編集]年は受賞作の発表の年。特記がなければ、初刊はKADOKAWA〈ダ・ヴィンチブックス〉。
回(年) | 応募数 | 賞 | 受賞・最終候補作 | 著者 | 初刊 | 文庫化 |
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第1回(2013年) | 219編 | 大賞 | 「初恋は坂道の先へ」 | 藤石波矢 | 2014年5月 | |
読者賞 | 「イワレ奇譚」 | やながさわかだ | ||||
最終候補 | 「すべてラブレター」 | 背群磐 | ||||
「カサンドラの予言」 | 日野原爽 | |||||
「眠る倉庫の役割」 | 溝地めぐる | |||||
第2回(2014年) | 160編 | 大賞 | 「神さまのいる書店 まほろばの夏」[注 1] | 三萩せんや | 2015年7月 | |
最終候補 | 「アレクサンドリアの炎」 | 小林栗奈 | ||||
「一条さんの文芸部」 | 滝原典 | |||||
第3回(2015年) | 205編 | 受賞作なし | ||||
最終候補 | 「When the ship comes in」 | 相川英輔 | ||||
「骨つつじのこと」 | 佐々木タマミ | |||||
「グレーバードの虹色の朝」 | 鳴瀬ツグミ | |||||
「8月3日に会いに行く」 | 真之あんじ |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「裏道通り三番地、幻想まほろば屋書店」改題