ダン・カーティン
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ダン・カーティン(Dan Curtin)はアメリカのミュージシャン、DJ。作曲する曲のジャンルはテクノ、特にデトロイト・テクノと呼ばれる音楽ジャンルの曲を作曲ならびにDJとしてプレイする。
オハイオ州クリーブランド出身。初期シカゴ・ハウスや、デトロイト・テクノから音楽的な影響を受けたと言われる。1992年に短命に終わったDamon Bookerのレコードレーベル、Sinewaveよりファーストシングルである3rd from the Sun EPをリリース。その後立ち上げた自身のレーベルMetamorphicよりPlanetary EPをリリース。そのスペーシーでメロディアスな曲調によりシーンで大きく注目を集めることとなり、イギリスのピースフロッグからもリリースするようになった。1993年には自身の名義での活動のみならず、タツロウ・ハヤシとのユニット『Purveyors Of Fine Funk』としても活動している。(現在タツロウ・ハヤシとは袂を分かっているため、Purveyors~は個人名義である。)
1994年に入ると日本のサブライムレコーズとも契約。同レーベルからもシングル、アルバムをリリースするようになった。
2000年代に入り活動拠点をベルリンに移した。新曲リリースが沈滞していたが、2004年以降積極的なリリースを行っており、2006年には約6年ぶりとなるアルバムをリリースした。
ディスコグラフィー
[編集]アルバム
[編集]- The Silicon Dawn (Peace Frog PF018/PF018CD)(1994年)
- The Web Of Life (Peace Frog PF038/PF038CD)(1995年)
- Deception(1996年)
- Art & Science (Peace Frog PF051/PF051CD)(1996年)
- Pregenesis(1999年)
- We Are The Ones We've Been Waiting For(2006年)
シングル
[編集]- 3rd From The Sun EP (33RPM/Sinewave r331) (1992年)
- Planetary EP (Metamorphic MET00010) (1992年)-Planetary名義
- Space EP (Metamorphic MET0S120) (1992年)
- The Path (BUZZ BZZXL106083) (1992年) -Prototype名義
- Origins EP (Metamorphic MET0P230) (1993年)-Planetary名義
- Tales From The 2nd Moon EP (Peace Frog PF009) (1993年)-Apogee名義
- Matter Of Sound/Re-Awareness (Metamorphic MET07140) (1994年)-7インチシングル
- Parallel/Population(1994年) (Peace Frog PF018X)-The Silicon Dawnのシングルカット
- Dream Not Of Today (Peace Frog PF024) (1994年)
- Voices From Another Age(1994年)
- Whisper to an echo (Peace Frog PF072)(1997年)
- I'll take you there(1998年)
- NEW WORLD EP(1998年)
- Shadow Locked(2004年)
- Double-Crossed(2005年)
- Treats(2005年)
- Give / My Interest Is Vanilla(2005年)
- Tricks Pt.1(2005年)
- Album Sampler(2006年)
その他
[編集]前述のPurveyors Of Fine Funk名義以外にも、Warren D.Harris(Hanna)との連名ユニット、Key Of Soul名義でも活動したことがある。
外部リンク
[編集]- ダン・カーティン (@dancurtinmusic) - X(旧Twitter)