ダリア・ニコロディ
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ダリア・ニコロディ Daria Nicolodi | |
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生年月日 | 1950年6月19日 |
没年月日 | 2020年11月26日(70歳没) |
出生地 | イタリア フィレンツェ |
職業 | 女優、脚本家 |
ジャンル | 映画、テレビ映画、テレビドラマ |
配偶者 | ダリオ・アルジェント |
著名な家族 | アーシア・アルジェント(娘) |
ダリア・ニコロディ(Daria Nicolodi, 1950年6月19日 - 2020年11月26日[1])は、イタリア・フィレンツェ出身の女優、脚本家。映画監督ダリオ・アルジェントとは公私にわたるパートナー関係を続け、間に女優のアーシア・アルジェントをもうけた。
来歴
[編集]ダリオはもともと推理映画を得意とする監督であり、ダリアとの初の監督・主演コンビ作『サスペリアPART2』もこの分野に属するが、オカルトに造詣の深かった彼女は彼の次回作として『サスペリア』[2]を企画した。主人公のスージー役には脚本を担当したダリアが当初予定されていたが、米国の配給業者が米国で売りやすくするためアメリカ人の俳優を推薦し、ジェシカ・ハーパーを起用した。ニコロディにはスージーの友人サラ役が割り当てられたが、彼女はそれを拒否、オープニングの空港の1シーンのみカメオ出演している[3]。
『サスペリア』は世界的に大ヒットし、その後もダリオがホラーの帝王と呼ばれるまでに代表作として多大な貢献をした。日本にもファンは多く、作家綾辻行人は『暗黒館の殺人』で、ダリア、ニコロディという別々の人物を登場させてオマージュを捧げている。『サスペリアPART2』のように快活なヒロインから無口で不気味な脇役まで役柄の幅は広い。
2020年11月26日、死去。娘のアーシアが自身のインスタグラムでその訃報を公表した[1]。
主な出演作品
[編集]- サスペリアPART2 Deep Red (1976)
- ザ・ショック Schock (1977)
- インフェルノ Inferno (1980)
- シャドー Shadow Tenebrae (1982)
- フェノミナ Phenomena (1985)
- マカロニ Maccheroni (1985)
- アルジェント・ザ・ナイトメア 鮮血のイリュージョン Dario Argento's World of Horror (1986)
- オペラ座/血の喝采 Terror at the Opera Opera (1988)
- パガニーニ・ホラー 呪いの旋律 Paganini Horror (1988)
- スカーレット・ディーバ Scarlet Diva (2000)
- ダリオ・アルジェント 鮮血の魔術師 Dario Argento: An Eye for Horror (2000)
- サスペリア・テルザ 最後の魔女 The Mother of Tears La terza madre (2007)