ダフネ (小惑星)
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ダフネ 41 Daphne | |
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分類 | 小惑星 |
軌道の種類 | 小惑星帯 (ダフネ族?) |
発見 | |
発見日 | 1856年5月22日 |
発見者 | H. ゴルトシュミット |
軌道要素と性質 元期:2008年11月30日 (JD 2,454,800.5) | |
軌道長半径 (a) | 2.765 AU |
近日点距離 (q) | 2.013 AU |
遠日点距離 (Q) | 3.518 AU |
離心率 (e) | 0.272 |
公転周期 (P) | 4.60 年 |
軌道傾斜角 (i) | 15.77 度 |
近日点引数 (ω) | 46.36 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 178.13 度 |
平均近点角 (M) | 37.47 度 |
衛星の数 | 1 |
物理的性質 | |
直径 | 174.00 km |
質量 | 5.5 ×1018 kg |
表面重力 | 0.0486 m/s² |
脱出速度 | 0.0920 km/s |
自転周期 | 5.988 時間 |
スペクトル分類 | C / Ch |
絶対等級 (H) | 7.12 |
アルベド(反射能) | 0.0828 |
表面温度 | ~167 K |
色指数 (B-V) | 0.726 |
色指数 (U-B) | 0.363 |
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ダフネ[1] (41 Daphne) は小惑星帯(メインベルト)の比較的大きい小惑星。1856年にパリ天文台でヘルマン・ゴルトシュミットにより発見された。表面が暗いため、炭素質隕石と構成が似ているのではないかと考えられる。研究者によっては、ダフネないし (36) アタランテに代表される小規模な小惑星族が存在するとされることがある。
自らの体を月桂樹の体に変えたギリシア神話のニンフ、ダプネーにちなんで名づけられた。
ダフネによる恒星の掩蔽は1990年代に三回観測され[2]、2008年4月2日にも日本で観測された[3]。観測点による光度変化の違いから見るに、ダフネはかなり変わった形をしていると考えられている[4]。
2008年3月28日にケックII望遠鏡による観測で衛星が発見され、S/2008 (41) 1という仮符号が付けられた。その後、2019年3月にPeneiusと名付けられた[5]。 衛星の直径は2km以下で、主星から500kmほど離れた軌道を1.6日ほどの周期で回っていると考えられている。
脚注
[編集]- ^ “小惑星日本語表記索引 : 1 - 50”. 日本惑星協会. 2019年3月9日閲覧。
- ^ ヨーロッパで小惑星ダフネの掩蔽観測に成功!、アストロアーツ
- ^ 2008.4.2 小惑星ダフネによる掩蔽の観測成果、せんだい宇宙館
- ^ Astronomy & Astrophysics Binary structures among large asteroids, M. Kaasalainen, J. Torppa, and J. Piironen, Astronomy&Astrophysics, 2002
- ^ MPEC 2019-E58 : SATELLITE OF (41) Daphne
関連項目
[編集]外部リンク
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