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ダニー・ハルツェン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダニー・ハルツェン
Danny Hultzen
バージニア大学時代
(2009年5月10日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 メリーランド州モンゴメリー郡ベセスダ
生年月日 (1989-11-28) 1989年11月28日(35歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2011年 MLBドラフト1巡目
初出場 2019年9月8日
最終出場 2019年9月24日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ダニエル・アレクサンダー・ハルツェンDaniel Alexander Hultzen, 1989年11月28日 - )は、アメリカ合衆国メリーランド州モンゴメリー郡ベセスダ出身の元プロ野球選手投手)。左投左打。

経歴

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プロ入り前

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2008年MLBドラフト10巡目(全体318位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名されたが、入団せずにバージニア大学へ進学した[1]。大学3年間の通算成績は32勝5敗、防御率2.04、320イニングで395奪三振。勝利数と奪三振数で従来のチーム記録を更新した[1]。投打にわたる活躍でジョン・オルルド賞英語版を受賞している。

プロ入りとマリナーズ傘下時代

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2011年6月のMLBドラフト1巡目(全体2位)でシアトル・マリナーズから指名を受けた[2]。8月15日にドラフト史上5位となる5年総額850万ドルのメジャー契約で入団に合意した。出来高を含めた金額は最大1060万ドルに達する[3]。同年10月にアリゾナ・フォールリーグでプロデビュー[4]

2013年は、左肩関節唇と回旋筋腱板を損傷し、ジェームス・アンドリュース英語版医師による執刀を受けた。このため、残りシーズンを全休した。

2014年も手術の影響で、シーズンを全休した[5]

2015年、AA級ジャクソン・ジェネラルズでプレーし、3試合に先発登板したが、0勝1敗、防御率5.62と結果が残らなかった。11月20日にDFAとなった[6]

2016年オフに自由契約となった。

カブス時代

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2017年はどの球団にも所属せず、バージニア大学の学位取得に費やした。

2018年2月24日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ。

2019年はマイナーで主に傘下のAAA級アイオワ・カブスでリリーフとして登板した。ロースター枠の広がった9月7日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[7]、翌8日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でメジャーデビュー[8]。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[9]が、16日にマイナー契約で再契約を結んで2020年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。

2020年オフの11月2日にFAとなった[10]

2021年1月14日に現役引退を表明し、今後はカブスのフロント入りすることが発表された[11]

投球スタイル

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キャリアの初期にはその抜群の制球力から、クリフ・リーと比較されることも多かった[2]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2019 CHC 6 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 18 3.1 4 0 2 0 1 5 0 0 0 0 0.00 1.80
MLB:1年 6 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 18 3.1 4 0 2 0 1 5 0 0 0 0 0.00 1.80

年度別守備成績

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投手(P)












2019 CHC 6 0 1 1 0 .500
MLB 6 0 1 1 0 .500

背番号

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  • 39(2019年)

脚注

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  1. ^ a b Danny Hultzen Biography” (英語). VirginiaSports.com. 2011年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月26日閲覧。
  2. ^ a b Greg Johns (2011年6月6日). “Mariners select left-hander Hultzen at No. 2” (英語). http://m.mariners.mlb.com/news/article/20112784 2015年11月21日閲覧。 
  3. ^ Larry Stone (2011年8月16日). “Mariners sign first-round pick Danny Hultzen” (英語). The Seattle Times. http://seattletimes.nwsource.com/html/mariners/2015920323_maridraft16.html 2015年11月21日閲覧。 
  4. ^ David Heck; Danny Wild (2011年10月7日). “No. 2 overall pick Hultzen debuts in AFL” (英語). http://m.mariners.mlb.com/news/article/25544126 2015年11月21日閲覧。 
  5. ^ “Hultzen undergoes shoulder surgery” (英語). (2013年10月1日). https://www.milb.com/news/gcs-62303314 2015年12月9日閲覧。 
  6. ^ Greg Johns (2015年11月20日). “Mariners DFA Hultzen; add 2 to 40-man roster” (英語). http://m.mlb.com/news/article/157779060/mariners-designate-pitcher-danny-hultzen 2015年11月21日閲覧。 
  7. ^ Jeff Todd (2019年9月7日). “Cubs To Promote Danny Hultzen, Designate Taylor Davis” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年9月9日閲覧。
  8. ^ Chicago Cubs at Milwaukee Brewers Box Score, September 8, 2019” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年9月9日閲覧。
  9. ^ Mark Feinsand (2019年12月3日). “These players just joined the free-agent pool” (英語). MLB.com. 2019年12月9日閲覧。
  10. ^ MLB公式プロフィール参照。2021年1月19日閲覧。
  11. ^ Connor Byrne (2021年1月14日). “Danny Hultzen Retires, Joins Cubs’ Front Office”. MLB Trade Rumors. 2021年1月19日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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