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ダニエル・ベイリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダニエル・ベイリー
Daniel Bailey
Portal:陸上競技
2010年世界室内陸上競技選手権にて
選手情報
フルネーム ダニエル・エバートン・ベイリー
ラテン文字 Daniel Everton Bailey
愛称 Bakka
国籍 アンティグア・バーブーダの旗 アンティグア・バーブーダ
種目 短距離走
生年月日 (1986-09-09) 1986年9月9日(38歳)
生誕地 アンティグア・バーブーダの旗 アンティグア・バーブーダ
身長 175cm
体重 68kg
成績
オリンピック 100m 準決勝2組6着(2012年
世界選手権 100m 4位(2009年
400mR 6位(2015年
地域大会決勝 コモンウェルスゲームズ
200m 6位(2014年
400mR 5位(2006年
最高世界ランク 100m 5位 9秒91(2009年)
自己ベスト
50m 5秒75(2012年)
60m 6秒54(2009年, 2010年)
100m 9秒91(2009年)
200m 20秒40(2014年)
獲得メダル
陸上競技
アンティグア・バーブーダの旗 アンティグア・バーブーダ
世界室内陸上競技選手権大会
2010 ドーハ 60m
中央アメリカ・カリブ海競技大会
2010 マヤグエス 100m
中央アメリカ・カリブ陸上競技選手権大会
2008 カリ 100m
2010 マヤグエス 100m
アメリカ大陸
IAAFコンチネンタルカップ
2010 スプリト 400mR
2010 スプリト 100m
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ダニエル・ベイリー(Daniel Bailey、1986年9月9日 - )はアンティグア・バーブーダ陸上競技選手、専門は100mを主とする短距離走[1]

人物

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2004年アテネオリンピック、2006年コモンウェルスゲームズ及び2008年北京オリンピック男子100mアンティグア・バーブーダ代表。アテネオリンピック開会式では母国代表選手団の旗手を務めた。ウサイン・ボルトの練習パートナーとしても有名である。

2008年8月北京オリンピックでは男子100mに出場、ボルトと0秒04差の10秒24で1次予選1組2位となり、これを通過。2次予選5組では10秒23を記録するものの、アサファ・パウエルウォルター・ディックスデリック・アトキンスに次ぐ組4位となり、準決勝進出はならなかった。

2009年は強烈な始動を見せ、5月に10秒02の自己ベストを記録、追い風参考ながら9秒93も記録した。5月24日南アメリカの競技会グランプレミオブラジルカイシャでは新境地を開拓、向かい風にもかかわらず9秒99の自己ベストを記録し10秒の壁を破った。7月ローマで開催されたゴールデン・ガラで9秒96まで記録を伸ばし、1週後の7月17日パリ国際ではボルトに次ぐ2位となり9秒91を記録。ベイリーはアンティグア・バーブーダ記録を更新した[2][3]

2010年3月世界室内陸上競技選手権大会60mでは銅メダルを獲得した。6秒57の記録で、この大会ではアンティグア・バーブーダ初のメダリストとなり、「夏の世界大会でも我慢強くメダルを狙って行きたい」と語った[4]

2012年ロンドンオリンピックの開会式ではアンティグア・バーブーダ選手団の旗手を務めた。

記録

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種目 記録 場所 年月日 備考
60m 6秒54 イギリスの旗 イギリス バーミンガム
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ボストン
2009年2月21日
2010年2月6日
アンティグア・バーブーダ記録
100m 9秒91 (-0.2) フランスの旗 フランス パリ 2009年7月17日 アンティグア・バーブーダ記録
200m 20秒40 (+0.6) メキシコの旗 メキシコ メキシコシティ 2014年8月16日

主な戦績

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  • hは予選、qfは2次予選、sfは準決勝。DNSは棄権、DNFは途中棄権、DQは失格。
大会 場所 種目 結果 記録(風速) 備考
2002 中央アメリカ・カリブジュニア
陸上競技選手権大会
英語版
(U-17)
ブリッジタウン 100m 7位 11秒39(+0.3)
200m 5位(h) 23秒09(-0.5)
2003 世界ユース陸上競技選手権大会 シェルブルック 100m 3位(sf) 10秒80(-2.6)
200m 4位 21秒59(-1.1)
2003 カリフタゲームズ英語版(U-20) ポートオブスペイン 100m 4位(h) 10秒97(-3.3)
200m 2位 21秒10(-1.1)
2003 パンアメリカン競技大会 サントドミンゴ 100m 8位(sf) 10秒74(-1.7)
200m 6位(sf) 21秒36(+0.3)
2004 カリフタゲームズ(U-20) ハミルトン 100m 優勝 10秒54(-0.9)
200m 2位 21秒07(+1.4)
2004 中央アメリカ・カリブジュニア
陸上競技選手権大会(U-20)
コアツァコアルコス 100m 優勝 10秒33(+1.6)
200m 2位 20秒81(+1.2)
2004 世界ジュニア陸上競技選手権大会 グロッセート 100m 4位 10秒39(+1.0)
200m - DNS
2004 オリンピック アテネ 100m 6位(h) 10秒51(-1.4)
2005 カリフタゲームズ(U-20) バコレット 100m 優勝 10秒36(+1.7)
200m 優勝 21秒36(-0.9)
2005 パンアメリカンジュニア
陸上競技選手権大会
英語版
ウィンザー 100m 4位 10秒39(+0.7)
200m 3位 20秒80(+2.5)
2005 世界陸上競技選手権大会 ヘルシンキ 100m 4位(h) 10秒49(-1.4)
2006 コモンウェルスゲームズ メルボルン 100m 5位(qf) 10秒38(+1.8)
400mR 5位 40秒76(2走)
2006 中央アメリカ・カリブ海競技大会 カルタヘナ 100m 5位(h) 10秒7
400mR -(h) DNF(2走)
2007 パンアメリカン競技大会 リオデジャネイロ 100m -(sf) DNF
2008 世界室内陸上競技選手権大会 バレンシア 60m -(h) DQ
2008 中央アメリカ・カリブ
陸上競技選手権大会
英語版
カリ 100m 2位 10秒18(+0.6)
2008 オリンピック 北京 100m 4位(qf) 10秒23(-0.1)
2009 世界陸上競技選手権大会 ベルリン 100m 4位 9秒93(+0.9)
2010 世界室内陸上競技選手権大会 ドーハ 60m 3位 6秒57
2010 中央アメリカ・カリブ海競技大会 マヤグエス 100m 2位 10秒08(+0.7)
2010 IAAFコンチネンタルカップ スプリト 100m 2位 10秒10(+0.7)
400mR 優勝 38秒25(1走[5]
2010 IAAFダイヤモンドリーグ 100m 年間5位
2011 中央アメリカ・カリブ
陸上競技選手権大会
マヤグエス 100m 2位 10秒11(-0.5)
400mR -(h) DNS
2011 世界陸上競技選手権大会 大邱 100m 5位 10秒26(-1.4)
2012 オリンピック ロンドン 100m 6位(sf) 10秒16(+1.0)
2013 世界陸上競技選手権大会 モスクワ 100m 6位(h) 10秒45(-0.1)
2014 コモンウェルスゲームズ グラスゴー 200m 6位 20秒43(+0.5)
400mR 7位 40秒45(2走)
2014 パンアメリカン
スポーツフェスティバル
英語版
メキシコシティ 100m 2位 10秒10(-1.3)
200m 5位 20秒40(+0.6)
2015 世界リレー ナッソー 4x100mR 6位(B) 39秒25(2走) B決勝
4x200mR -(h) DNF(2走)
2015 パンアメリカン競技大会 トロント 100m -(sf) DQ 不正スタート
4x100mR - DQ(2走) オーバーゾーン
2015 世界陸上競技選手権大会 北京 4x100mR 6位 38秒61(2走)

脚注

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  1. ^ Athlete biography: Daniel Bailey beijing2008.cn、2010年4月19日要パスワードにつき確認できず。
  2. ^ Biscayart, Eduardo (09-05-25). Belém spectacular produces five world season leads – IAAF World Athletics Tour IAAF 2010年4月19日閲覧。
  3. ^ ボルト、パリ国際を大会新記録の9秒79で制す PUMA(09-07-27).2010年4月19日閲覧。
  4. ^ Landells, Steve (10-03-13). EVENT REPORT - MEN's 60 Metres Final IAAF 2010年4月19日閲覧。
  5. ^ アメリカ大陸代表混成チーム

参考資料・外部リンク

[編集]
オリンピック
先代
ジェームズ・グレイマン
アンティグア・バーブーダ選手団旗手
2012
次代
未定