ダステック
表示
この記事は広告・宣伝活動のような記述内容になっています。 (2022年7月) |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒920-0226 石川県金沢市粟崎町5-35-8 |
設立 | 2009年5月8日 |
業種 | 食料品、吸着素材の製造・販売 |
法人番号 | 5220001011580 |
事業内容 | ダイエタリーカーボン®純炭粉末の製造、販売。炭加工品の研究および製造、販売。 |
代表者 | 代表取締役 樋口正人 |
資本金 | 5501万 |
従業員数 | 7名(役員を除くと7人) |
外部リンク | https://dastec.co.jp/ |
株式会社ダステック(Disease Adsorption System Technologies Co., Ltd)は、石川県金沢市粟崎町に本社を置く原料メーカーである[1][2]。 主な事業は、「純炭粉末」という名称の食用炭の製造・販売である[3]。 キレートの研究開発もおこなっている[4][5][6]。
概要
[編集]株式会社ダステックの創業は2009年である[1][2]。 創業者は、中外製薬株式会社で腎性貧血治療薬(商品名エポジン・一般名称エポエチンベータ)の研究開発に従事した樋口正人(ひぐちまさと 1960年 - )である[7]。
母体となったのは、金沢医科大学腎臓内科の友杉直久(ともすぎなおひさ 1949年 - )が2006年に創業した、株式会社エムシープロット・バイオテクノロジー。その吸着剤開発部門がスピンアウトするカタチでスタートしている[8][9]。
社名「ダステック:DASTec」の由来は、「Disease(ディズィーズ:病気の原因を)、Adsorption(アドソープション:吸着する)、System(システム:方法)Technology(テクノロジー:技術を開発する)」の頭文字[10]。
命名者は、前田記念腎研究所の初代理事長をつとめた前田貞亮(まえだていりょう 1922年 - 2015年)である[10]。
沿革
[編集]- 2009年(平成21年)5月 - 学校法人金沢医科大発の企業、株式会社エムシープロット・バイオテクノロジーの吸着剤開発部門がスピンアウトするカタチで、株式会社ダステックを設立[11]。
- 2009年(平成21年) - 8月。結晶セルロースを使用したダイエタリーカーボン「純炭」製造をスタート[11]。
- 2009年(平成21年) - 12月。経口投与の急性毒性試験および変異性試験における、「純炭粉末」の安全性を確認[11]。
- 2010年(平成22年) - 3月。新規の吸着炭「純炭粉末」に関する特許を出願[11]。
- 2010年(平成22年) - 4月。医療機器メーカーと新規吸着素材に関する共同研究の契約を締結[11]。
- 2010年(平成22年) - 5月。国立大学法人旭川医科大学内科学講座と生体不安定鉄除去法に関する共同研究の契約を締結[11]。
- 2010年(平成22年) - 6月。28日間反復投与毒性試験における「純炭粉末」の安全性を確認[11]。
- 2011年(平成23年) - 1月。新規の鉄キレート剤を旭川医科大学と共同特許出願[11]。
- 2011年(平成23年) - 11月。「ダイエタリーカーボン」の登録商標を取得[11]。
- 2011年(平成23年) - 12月。株式会社ダステックの自社ブランド健康食品「食べる純炭きよら」の発売をスタート[11]。
- 2011年(平成23年) - 12月。通販サイト「純炭粉末公式専門店」をスタート[3]。
- 2012年(平成24年) - 1月。学校法人金沢医科大学と吸着素材の共同研究契約を締結[11]。
- 2012年(平成24年) - 5月。「食べる純炭」の登録商標を取得[11]。
- 2013年(平成25年) - 10月。国立大学法人岡山大学大学院医歯薬学総合研究科と新規鉄キレートの臨床応用に関する共同研究契約を締結[11]。
- 2014年(平成26年) - 1月。「純炭粉末」製造用の電気炉を増設[11]。
- 2014年(平成26年) - 9月。新規の鉄キレート剤を株式会社ダステックの単独で特許出願[11]。
- 2015年(平成27年) - 3月。辻口博啓パティシエがお菓子の食材として「純炭粉末」を採用[11][12][13]。
- 2015年(平成27年) - 5月。吸着炭の米国特許を取得(US 9,034,789)[11]。
- 2015年(平成27年) - 6月。吸着炭および吸着剤の特許を取得(特許第5765649号)[11]。
- 2015年(平成27年) - 7月。株式会社ダステック主催の「AGE無料測定会」をスタート。おもな会場は東京・金沢[14]。
- 2015年(平成27年) - 4月21日~22日。「健康材料・OEM展2015」に出展。会場は東京国際フォーラム[15]。
- 2016年(平成28年) - 3月。高分子鉄キレートの特許を取得(特許第5900968号)[11]。
- 2016年(平成28年) - 9月30日。ダステックブックスを刊行。『読むデトックスVol.1 透析を受けずに人生を楽しむ3つの方法』(語り:佐中孜・樋口正人)[16]。
- 2017年(平成29年) - 9月11日~13日。「ダイエット&ビューティーフェア2017」に出展。会場は東京ビッグサイト[9][17]。
- 2017年(平成29年) - 11月8日。「第12回しんきんビジネネスフェア 北陸ビジネス街道2017」に出展。会場は富山産業展示館テクノホール[18]。
- 2018年(平成30年) - 糖尿病領域のオンライン投稿誌Diabetes Frontier Onlineなどに論文が掲載される[19][20][21]。
「高純度セルロース炭(ダイエタリーカーボン®純炭粉末)は、グリセルアルデヒドに由来する終末糖化産物(AGE)を吸着する。」 - 2018年(平成30年) - 3月。ダステックに関する記事が日本経済新聞に掲載される[22]。
タイトルは、「がん幹細胞再現iPS使い創薬 神戸大・岡山大、薬候補を発見 転移・再発防ぎ根治狙う」(2018年3月5日)。
「鉄キレート剤は腎障害や吐き気などの副作用があり、体力の落ちた患者には使いにくい。研究チームは先端技術ベンチャーのダステック(金沢市)と協力し、患部に効率的に届ける技術などの開発を進める」などの内容。 - 2019年(平成31年・令和元年) - 『読むデトックスVol.2 酸化を防いで糖化を防ぐ3つのアプローチ 基礎編』(語り:山岸昌一・樋口正人)、『読むデトックスVol.3 酸化を防いで糖化を防ぐ3つのアプローチ 応用編』(語り:山岸昌一・樋口正人)を刊行[16]。
- 2020年(令和2年) - 『読むデトックスVol.1 透析を受けずに人生を楽しむ3つの方法』(語り:佐中孜・樋口正人)が第二刷[16]。
- 2021年(令和3年) - 公益財団法人国際緑化推進センター(JIFPRO)の賛助会員に[23][24]。
- 2021年(令和3年) - 発売10周年を機に「食べる純炭きよら」のパッケージをリニューアル。プラスチックの「Reduce(リデュース:削減)」に取り組む[24]。
- 2023年(令和5年) - 2月13日、実行委員会のあるエフエム石川を訪問し、「クリーン・ビーチいしかわ」に寄付[25][26]。
- 2023年(令和5年) - 5月28日、「クリーンビーチいしかわinかなざわ」で海岸清掃活動に参加。会場は、金沢市の健民海浜公園周辺のビーチ[27]。
特許
[編集]- 2015年(平成27年) - 5月。吸着炭の米国特許を取得(US 9,034,789)[11]。
- 2015年(平成27年) - 6月。吸着炭および吸着剤の特許を取得(特許第5765649号)[11][28]。
- 2016年(平成28年) - 3月。高分子鉄キレートの特許を取得(特許第5900968号)[11]。
論文
[編集]- 2018年(平成30年) - 糖尿病領域のオンライン投稿誌Diabetes Frontier Onlineなどに論文が掲載される。
「高純度セルロース炭(ダイエタリーカーボン®純炭粉末)は、グリセルアルデヒドに由来する終末糖化産物(AGE)を吸着する[19][20][21]。 - 2018年(平成30年) - 日本経済新聞に岡山大学との共同研究成果について発表[22]。
脚注
[編集]- ^ a b 株式会社ダステック 会社概要 2023年8月1日閲覧。
- ^ a b 公益財団法人石川県産業創出支援機構(ISICO) 2023年8月1日閲覧。
- ^ a b 純炭粉末公式専門店 2023年8月1日閲覧。
- ^ ダステックプレスVol.7 ダステックは、キレートでも「出す」。 2023年8月1日閲覧。
- ^ J-GLOBAL 西田雄三、阿部啓太 ナノゲル特性を示す鉄キレート剤の抗菌機能『日本生化学会大会(Web)』92nd、2019年、2~358ページ。 2023年8月30日閲覧。
- ^ J-GLOBAL 抗腫瘍活性、抗菌活性、および/または抗ウイルス活性を有し、副作用が低減された鉄キレート剤を含む医薬組成物 2023年8月1日閲覧。
- ^ 純炭粉末公式専門店 開発者プロフィール 2023年8月1日閲覧。
- ^ 株式会社エムシープロット・バイオテクノロジー 会社概要 2023年8月1日閲覧。
- ^ a b 日本の身土不二 農産物・海産物など日本の地域資源の機能性研究情報を集約 体内を浄化しようか純炭で “出す”に特化した世界でいちばん安全な食べる炭(2017年9月13日) 2023年8月1日閲覧。
- ^ a b Facebookページ株式会社ダステック 2023年8月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 株式会社ダステック 歴史・沿革 2023年8月1日閲覧。
- ^ 地域密着のポータルサイト あるんけ金沢 雑誌で話題の純炭粉末 食べる純炭きよらショップ 辻口シェフと食べる純炭のコラボレーション(2015年3月18日) 2023年8月1日閲覧。
- ^ 純炭粉末の純炭社長ブログ 金沢で食べたい名産品、加賀野菜と辻口スイーツ(2014年11-10 16:44:50) 2023年8月1日閲覧。
- ^ 株式会社ダステック お知らせ 「AGEリーダー無料測定会」を定期的に開催します。(2015年7月6日) 2023年8月1日閲覧。
- ^ ダステックプレスVol.6 炭をイメージした「黒のブース」で評判に。 2023年8月1日閲覧。
- ^ a b c 純炭粉末公式専門店 腎臓に関するおすすめの書籍 2023年8月1日閲覧。
- ^ 特定非営利活動法人 日本食品機能研究会(JAFRA) ダイエタリーカーボン、腸内有害物質を排出~ダイエット&ビューティーフェア2017 2023年8月1日閲覧。
- ^ エイジバリア 第12回北陸ビジネス街道2017にbarAGEBARRIER が一日限定で復活! (2017年11月7日) 2023年8月1日閲覧。
- ^ a b Diabetes Frontier Online 高純度セルロース炭(ダイエタリーカーボン®純炭粉末)は,グリセルアルデヒドに由来する終末糖化産物(AGE)を吸着する Cellulose-derived charcoal binds to glyceraldehyde-driven advanced glycation end products in vitro 2023年8月1日閲覧。
- ^ a b J-GLOBAL 高純度セルロース炭(ダイエタリーカーボン®純炭粉末)は,グリセルアルデヒドに由来する終末糖化産物(AGE)を吸着する Cellulose-derived charcoal binds to glyceraldehyde-driven advanced glycation end products in vitro 2023年8月1日閲覧。
- ^ a b 東元祐一郎 ヒガシモトユウイチロウ (Yuichiro Higashimoto) 高純度セルロース炭(ダイエタリーカーボン純炭粉末)は、グリセルアルデヒドに由来する終末糖化産物(AGE)を吸着する (2018年12月) 2023年8月1日閲覧。
- ^ a b 日本経済新聞 がん幹細胞再現 iPS使い創薬 神戸大・岡山大、薬候補を発見 転移・再発防ぎ根治狙う (2018年3月5日) 2023年8月1日閲覧。
- ^ 公益財団法人国際緑化推進センター 賛助会員(法人) 2023年8月1日閲覧。
- ^ a b ダステックプレスVol.16 腸内環境も、地球環境も。 2023年8月1日閲覧。
- ^ クリーン・ビーチいしかわ 株式会社ダステックより寄付金 (2023年2月15日) 2023年8月1日閲覧。
- ^ 株式会社ダステック お知らせ クリーンビーチいしかわに寄付しました(2023年2月20日) 2023年8月1日閲覧。
- ^ ダステックプレスVol.17 海のデトックスしてきました。 2023年8月30日閲覧。
- ^ J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター 吸着炭及び吸着剤 2023年8月1日閲覧。