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ダスティ・ジョンソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 ダスティ・ジョンソン
Dusty Johnson
生年月日 (1976-09-30) 1976年9月30日(48歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
サウスダコタ州の旗 サウスダコタ州ピア
出身校 サウスダコタ大学BA
カンザス大学MPA
所属政党 共和党
配偶者 Jacquelyn Dice
子女 3人
公式サイト 公式サイト

選挙区 サウスダコタ州の旗 サウスダコタ州全州選挙区
当選回数 2回
在任期間 2019年1月3日 - 現職
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ダスティン・M・ジョンソン英語:Dustin M. Johnson, 1976年9月30日 - )はアメリカ合衆国政治家。所属政党は共和党。2005年から2011年までサウスダコタ州公益事業委員英語版を務めたあと、2011年から2014年までデニス・デュガード英語版州知事の首席補佐官に就任した。2019年からアメリカ合衆国下院議員(サウスダコタ州)に就任ている。

経歴・人物

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1976年9月30日、ジョンソンはサウスダコタ州ピアで生まれた。サウスダコタ大学で政治学を修めた後、カンザス大学に進んで公共経営を学んだ。2004年にサウスダコタ州公益事業委員会の委員に選出され、当時としては全米で最も若い公益事業委員となった[1]。2011年に委員を辞職し、デニス・デュガード英語版州知事の首席補佐官に就任した[2]2014年に首席補佐官を辞任すると、公職を離れてサウスダコタ州ミッチェルのVantage Point Solutions社に勤めた[3]

2016年、共和党現職のクリスティ・ノーム下院議員は2018年サウスダコタ州知事選挙への出馬を表明した。同年11月15日、ジョンソンは下院議員選挙への出馬を表明し[4]、翌年6月の予備選挙でシャンテル・クレブス州長官とニール・タピオ州上院議員を破って党からの指名を確保し、総選挙では6割以上の得票率で当選を果たした[5]

ジョンソンは2020年選挙でも再選を目指して出馬を表明したが[6]、2020年2月4日に元州議会議員のリズ・マーティ・メイも共和党予備選への出馬を表明した[7]。メイは米国・メキシコ・カナダ協定が地元サウスダコタ州の畜産業に悪影響を与えると主張したほか[8]、ジョンソンがトランプの壁に反対する投票を行なったことに不満を述べた[9]。6月の予備選挙でジョンソンは77%の票を得て党指名を維持した[10]

一方の民主党は2名の候補が立候補を表明したものの[11]、予備選挙の参加に必要な署名数を集められずいずれも撤退した[12]。ランディ・セイラー州党委員長によれば、撤退の理由は2019年に発生したCOVID-19パンデミックの影響であるとされた[13]。総選挙ではリバタリアン党の候補を破り、81%の得票率で再選を果たした[14]

参考文献

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  1. ^ Crisis or Renaissance”. puc.sd.gov. South Dakota Public Utilities Commission. 2012年12月10日閲覧。
  2. ^ Dusty Johnson to be Daugaard's chief of staff”. mitchellrepublic.com. 2012年12月10日閲覧。
  3. ^ Dusty Johnson to resign as Daugaard's chief of staff”. usatoday.com. USA TODAY. 2012年12月10日閲覧。
  4. ^ Dusty Johnson planning run for Congress in 2018”. KSFY.com. 2012年12月10日閲覧。
  5. ^ Johnson, Cheryl L. (February 28, 2019). “Statistics of the Congressional Election of November 6, 2018”. Clerk of the U.S. House of Representatives. April 27, 2019閲覧。
  6. ^ Dusty Johnson kicks off reelection campaign” (February 19, 2020). April 14, 2020閲覧。
  7. ^ Staff, Booster. “Liz Marty May announces candidacy for US Congress” (英語). Bennett County Booster. 2021年12月9日閲覧。
  8. ^ Dusty Johnson and Liz Marty May begin primary campaign for U.S. House seat” (英語). KNBN NewsCenter1 (2020年2月24日). 2021年12月9日閲覧。
  9. ^ GOP rancher Liz May says politicians are like cattle, plans to ride herd on Congress by challenging "The Full" Dusty Johnson.” (英語). The South Dakota Standard. 2021年12月9日閲覧。
  10. ^ Statewide races” (June 2, 2020). June 4, 2020閲覧。
  11. ^ Wirth, Raver seeking U.S. House seat” (August 27, 2019). April 14, 2020閲覧。
  12. ^ South Dakota Democrats fail to field 2020 House candidate” (April 8, 2020). April 14, 2020閲覧。
  13. ^ South Dakota Democrats will not field a U.S. House candidate in 2020”. abc Dakota News Now (April 7, 2020). April 12, 2020閲覧。
  14. ^ General Election - November 3, 2020”. Secretary of State of South Dakota (November 10, 2020). November 12, 2020閲覧。

外部リンク

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アメリカ合衆国下院
先代
クリスティ・ノーム
アメリカ合衆国の旗 サウスダコタ州全州選挙区
選出議員

第7代: 2019年1月3日 - 現在
現職
アメリカ合衆国の儀礼席次英語版
先代
クリシ・フラハン英語版
下院議員の先任順
第324位
次代
ジョン・ジョイス英語版