コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ダグ・オルト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダグ・オルト
Doug Ault
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州ボーモント[1]
生年月日 1950年3月9日
没年月日 (2004-12-22) 2004年12月22日(54歳没)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 左投右打
ポジション 外野手一塁手
プロ入り 1973年
初出場 MLB / 1976年9月9日
NPB / 1981年4月4日
最終出場 MLB / 1980年10月5日
NPB / 1981年10月12日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ダグラス・レーガン・オルトDouglas Reagan Ault1950年3月9日 - 2004年12月22日)は、アメリカ合衆国テキサス州出身の元プロ野球選手。ポジションは外野手一塁手。日本では阪神タイガースに在籍した。

来歴・人物

[編集]

1969年から1970年にかけて、ピッツバーグ・パイレーツサンディエゴ・パドレスクリーブランド・インディアンスからのドラフト指名をことごとく拒否。大学卒業後の1973年にようやく地元のテキサス・レンジャーズと契約。1976年にメジャー初昇格。

1977年に新球団のトロント・ブルージェイズに移籍。同年4月7日シカゴ・ホワイトソックスとの開幕戦でチーム第1号を含む2本塁打を放った。

1981年に阪神タイガース入団[1]。長距離砲かつ日本野球に対応した柔軟なバッティングで入団1年目に長打率が.509、打率も.307をマークしたが、鈍足および外野守備は杜撰で、自慢の長打力を差し引いてもチーム全体の弱点となってしまい、さらには骨折による長期離脱もあってわずか1年で解雇された[1]。球団はオルトの反動で翌年には俊足巧守のグレッグ・ジョンストンを獲得している。引退後はブルージェイズ傘下AAAシラキュースの監督などを務めた。

2004年12月22日に自殺。54歳没。自殺の原因については、家庭内トラブルや薬物使用など諸説あるが、現在もはっきりとした原因はわかっていない。

詳細情報

[編集]

年度別打撃成績

[編集]
















































O
P
S
1976 TEX 9 21 20 0 6 1 0 0 7 0 0 0 0 0 1 0 0 3 0 .300 .333 .350 .683
1977 TOR 129 494 445 44 109 22 3 11 170 64 4 4 3 3 39 4 5 68 20 .245 .311 .382 .693
1978 54 124 104 10 25 1 1 3 37 7 0 0 2 0 17 1 1 14 6 .240 .352 .356 .708
1980 64 161 144 12 28 5 1 3 44 15 0 1 0 1 14 2 0 23 3 .194 .264 .306 .570
1981 阪神 102 348 326 39 100 12 0 18 166 59 2 1 2 2 14 3 4 60 12 .307 .343 .509 .852
MLB:4年 256 800 713 66 168 29 5 17 258 86 4 5 5 4 71 7 6 108 29 .236 .309 .362 .670
NPB:1年 102 348 326 39 100 12 0 18 166 59 2 1 2 2 14 3 4 60 12 .307 .343 .509 .852

背番号

[編集]
  • 22 (1976年)
  • 25 (1977年 - 1978年, 1980年)
  • 44 (1981年)

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c プロ野球人名事典 2003(2003年、日外アソシエーツ)、136ページ

外部リンク

[編集]