ダイジェット工業
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ダイジェット工業 本社 | |
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
市場情報 | |
略称 | ダイジェット |
本社所在地 |
日本 〒547-0002 大阪府大阪市平野区加美東2-1-18 |
設立 | 1950年12月23日(百年工業株式会社として) |
業種 | 機械 |
法人番号 | 6120001020814 |
事業内容 | 超硬工具製造・販売 |
代表者 | 代表取締役社長:生悦住 歩(いけずみ あゆむ) |
資本金 | 30億9919万円(2020年3月現在) |
売上高 |
連結 90億4637万円 (2020年3月期) |
営業利益 |
連結 2億1359万円 (2020年3月期) |
純利益 |
連結 1億5844万円 (2020年3月期) |
純資産 |
連結 72億1574万円 (2020年3月期) |
総資産 |
連結 170億7205万円 (2020年3月期) |
従業員数 |
400名 (2020年3月末現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
ダイジェット取引先持株会 6.28% ダイジェット持株会 5.73% 株式会社みずほ銀行 4.97% 生悦住望 4.48% (2020年3月末現在) |
主要子会社 | ダイジェット・インコーポレーテッド |
関係する人物 | 生悦住貞太郎(社長、会長) |
外部リンク | https://www.dijet.co.jp/ |
特記事項:創業は1938年10月 、1954年6月現社名に変更。 |
ダイジェット工業株式会社(英: DIJET INDUSTRIAL CO.,LTD. 定款上の商号: ダイジヱット工業株式会社[2][3] 登記社名: ダイジヱツト工業株式会社)は、金型加工用工具・超硬エンドミル・ドリル・チップを製造販売する企業。本社を大阪市平野区に置く。
概要
[編集]タングステン原料の取り扱いからスタートし、戦後、超硬工具の製造に着手。
沿革
[編集]- 1938年(昭和13年)10月 - 小林鉱業の内地事業所として創業。
- 1950年(昭和25年)12月 - 百年工業株式会社として資本金200万円にて発足。
- 1954年(昭和29年)6月 - 現社名であるダイジェット工業に商号変更。
- 1955年(昭和30年)1月 - 資本金を1,000万円に増資。
- 1962年(昭和37年)6月 - 大阪証券取引所市場第二部に上場。
- 1963年(昭和38年)11月 - 本社新社屋、および技術研究所を新築。
- 1970年(昭和45年)4月 - 名古屋証券取引所市場第二部上場。
- 1971年(昭和46年)
- 1月 - 新合金工場完成、短納期体制を確立。
- 3月 - 世界初のチタンカーバイド系サーメットSUZを開発。
- 5月 - 米国カイザーインダストリアル・コーポレーションと技術、並びに販売提携。フューチャーミル(FUTURMILL)社のスローアウェイカッタを国産化し、市販開始。
- 1972年(昭和47年)7月 - 世界初のナイトライド系強靭サーメットNITを開発。
- 1973年(昭和48年)11月 - 工業標準化実施優良工場として、通商産業大臣賞を受賞。
- 1974年(昭和49年)9月 - 日本の超硬工具メーカとして初めてアメリカに製造技術を輸出、世界進出を果たす。
- 1976年(昭和51年)
- 5月 - 渦巻刃形による切削工具の開発に関する技術提携を締結。
- 9月 - 渦巻刃形理論採用の超硬ボールエンドミル『ダイジェット-ホソイミル』を発売。
- 1977年(昭和52年)10月 - 『ダイジェット-ホソイミル』が第12回機械振興協会賞を受賞。
- 1978年(昭和53年)8月 - 『ダイジェット-ホソイドリル』を発売する。
- 1979年(昭和54年)
- 3月 - cBN焼結体の開発に成功。
- 7月 - ゼネラル・エレクトリック(GE)とフューチャーミルカッタについて、技術及び販売提携を締結。カイザーとの提携を解消しその契約を全面継承する。
- 1980年(昭和55年)
- 9月 - 技術研究所完成。
- 10月 - 世界の超硬工具のトップメーカー、米国ケナメタル社と提携を締結。
- 12月 - 新鋭のコーティングプラントを完成。
- 1981年(昭和56年)4月 - ダイヤモンド焼結体を開発、"JDA"として商品化。 TiN-TaC系複合サーメット"NAT(ナット)"を開発。
- 1983年(昭和58年)10月 - 米国子会社DIJET INC.を設立、米国市場への拡販を開始。
- 1985年(昭和60年)
- 3月 - 富田林工場を建設、原料工程の合理化および超硬チップ増産の基盤を強化。
- 11月 - 名古屋工場を建設、名古屋営業所内の工場を移設増強。
- 12月 - 東京証券取引所市場第二部に上場。
- 1986年(昭和61年)10月 - 高強度ジルコニア系セラミックス"CZ100"を開発、圧延ロールとして商品化、発売開始。
- 1989年(平成元年)9月 - 東京、大阪、名古屋、各証券取引所市場第一部に上場。
- 1991年(平成3年)
- 4月 - 英国駐在員事務所を、ヨーロッパ支店に昇格。
- 7月 - 東京工場を閉鎖、つくば工場に移転。
- 1992年(平成4年)
- 5月 - 三重工場を開設。
- 10月 - 深穴加工用『シグマドリル』、超ハイレーキカッタ『フェザーミル』を発売。
- 12月 - 米国フォード社の品質認定証「FordQ1」を取得。
- 1993年(平成5年)10月 - 米国子会社DIJET INC.が、フォード社の品質認定証「FordQ101」を取得
- 1994年(平成6年)10月 - 鋼加工用強力ドリル『S-Cutドリル』を発売。
- 1995年(平成7年)1月 - 1994年度超硬工具協会技術功績賞受賞。
- 1996年(平成8年)
- 2月 - タイ・バンコクに駐在員事務所を開設。
- 3月 - 三重合金工場が操業開始。
- 1997年(平成9年)12月 - ISO9001の認証取得。
- 1998年(平成10年)
- 2月 - 強度サーメット"CX75"を開発。
- 5月 - 熊本営業支所を開設。
- 1999年(平成11年)
- 5月 - 日本、中部、西日本の地区別特約店会を発足。
- 9月 - 精度ボールエンドミル『ミラーボール』を発売。
- 2000年(平成12年)9月 - ダイヤ一体焼結型の『ビームドリル』を発売。
- 2001年(平成13年)5月 - ISO14001の認証を取得。
- 2002年(平成14年)
- 1月 - 『ミラーボール』が平成13年度超硬工具協会技術功績賞を受賞。
- 10月 - 中国、上海市に上海駐在員事務所を開設。 ダイヤ一体焼結型の『ビームエンドミル』を発売。
- 11月- イタリア、ベニス近郊のパドバにイタリアオフィスを開設。
- 2003年(平成15年)1月 - 『ビームドリル』が平成14年度超硬工具協会技術功績賞を受賞。
- 2004年(平成16年)1月 - 『TA-S cutドリル』が平成15年度超硬工具協会技術功績賞を受賞。
- 2005年(平成17年)
- 1月 - 『ファイナルドリル』が平成16年度超硬工具協会技術功績賞を受賞。
- 12月 - 三重原料工場が竣工・稼動。
- 2006年(平成18年)1月 - 『ビームエンドミル』が平成17年度超硬工具協会技術功績賞を受賞。
- 2016年(平成28年)10月 - DIJET GmbHを設立。
事業所
[編集]- 本社:大阪市平野区
- 支店:東京・名古屋・大阪
- 営業所・オフィス:仙台・南関東・北関東・名古屋・富山・大阪・広島
- 海外拠点:上海・バンコク・広東・ムンバイ・DIJET Incorporated・DIJET GmbH
- 工場・事業所:本社・富田林・三重
脚注
[編集]- ^ コーポレートガバナンス - ダイジェット工業株式会社
- ^ 小書きの「ヱ」が含まれるのが正式な商号である。一部の環境では正しく表示できないため、当記事の本文中、定義文以外では「ェ」で代替する。
- ^ ダイジヱット工業株式会社 定款 第1章第1条