ダイアデム (軽巡洋艦)
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艦歴 | |
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発注 | |
起工 | 1939年12月15日 |
進水 | 1942年8月21日 |
就役 | 1944年1月6日 |
退役 | 1950年 |
その後 | 1956年2月29日パキスタン海軍に売却 |
除籍 | |
性能諸元 | |
排水量 | 基準 5,950トン 満載 7,200トン |
全長 | 512 ft (156 m) |
全幅 | 50.5 ft (15.4 m) |
吃水 | 14 ft (4.3 m) |
機関 | パーソンズ型ギアードタービン 4軸推進、62,000 shp(46MW) |
最大速 | 32.25ノット (60 km/h) |
乗員 | 530名 |
兵装 (竣工時) |
5.25インチ連装砲 4基 20mm連装機関砲 6基 2ポンド4連装ポムポム砲 3基 21インチ3連装魚雷発射管 2基 |
ダイアデム (HMS Diadem, 84) は、1942年進水のイギリス海軍の軽巡洋艦。ベローナ級。
艦歴
[編集]1939年12月15日起工。1942年8月21日進水。1944年1月6日竣工。
1944年3月、ソ連へ向かう船団JW58の護衛に加わる。4月にもソ連から戻る船団二つ(RA58船団とRA59船団)の護衛任務に従事した。
1944年6月、ノルマンディー上陸作戦に参加。作戦後はフランス沿岸でのドイツ艦船攻撃任務に当たり、8月12日に「ダイアデム」と駆逐艦「オンズロー」、「ピオルン」は「Sperrbrecher 7」を沈めた。
9月は再び北極海での船団護衛に従事した。この時は「ダイアデム」はJW60船団とRA60船団の護衛に加わっていた。
1944年末は、航空機によるノルウェー沿岸への機雷敷設を行う空母の護衛に従事した。
1945年になると、再び北極海で船団護衛に就いた。「ダイアデム」が護衛した船団はJW63、RA63、JW65、RA65であった。また、この間の1945年1月28日には「ダイアデム」と軽巡洋艦「モーリシャス」はベルゲン沖でドイツ駆逐艦「Z31」、「Z34」、「Z38」と交戦した。「ダイアデム」と「モーリシャス」は「Z31」に大損害を与えたが、ダイアデムも命中弾を受け戦死者1名を出した。
1956年2月29日パキスタンに売却され、1957年7月5日に「バブール (Babur)」と改名され就役した。