タング族
表示
Tangu | |
---|---|
総人口 | |
2500(1978年) | |
居住地域 | |
パプアニューギニア | |
言語 | |
タング語 | |
宗教 | |
キリスト教他 |
タング族(タングぞく、Tangu)は、パプアニューギニアに住む少数民族。
居住地
[編集]ニューギニアはマダン地方北部のボギア湾(Bogia)から24km程度の奥地に住んでいる。海岸平野が終わって、森林に覆われた急な崖が鋭くそびえ立つところである。
生活
[編集]賃金労働者として働くものもいるが、ほとんどの男子は昔ながらの耕作、狩猟、食糧採集の仕事を営む。主な道具と武器は、掘り棒、斧、手斧、槍、小刀がある。
家は杭上式。家と畑は接近し、4~5棟の家が中央の祭りの広場を囲む形で小村落を構成している。声またはくりぬき型の太鼓で、伝達を行っている。
宗教
[編集]部族民は以前さまざまな共通の信念に忠実に生きているが、昔からの考え方や信仰はかなり失われている。キリスト教が入っているが、伝統宗教に執着している者の数も多い。一時船荷信仰が社会を支配したこともある。
参考文献
[編集]- 『世界の民族 1』《オーストラリア・ニューギニア・メラネシア》平凡社、1978年。