タレ瓶
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タレ瓶(たれびん)は、駅弁などの弁当の中に同梱される、醤油・ソースなどが入った小さな容器。タレビン[1]、たれびん、たれ瓶などとも表記される。
容器の素材は、当初ガラスか陶器が用いられていたが破損しやすかったことから[2]、大阪の旭創業が1957年(昭和32年)[3]からポリエチレン製のものを開発製造し、「ランチャーム」という商品名で販売を始めた[2]。
焼豚のタレや酢の物のかけ酢の場合には、容器が豚の形状をしているものもある[1]。
鯛などの魚をモチーフにした形状のものに限って「醤油鯛」と呼ぶ動きもある[4]。なお、この魚型のものを含め、薬物依存症の人が中に覚せい剤の水溶液を入れて用いる際には「きんぎょ」という隠語が用いられることがある[5]。
脚注
[編集]- ^ a b “タレビン -中央化学株式会社-”. 2012年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月27日閲覧。
- ^ a b 株式会社旭創業・ランチャーム誕生ストーリー
- ^ 【魚拓】魚形の醤油入れ図鑑出版…兵庫・三田の昆虫学者 ニュース 関西発 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- ^ お弁当に入ってるおさかな型のしょうゆ入れ「醤油鯛」の本格研究書(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース
- ^ 薬物乱用について - 蒲田学校薬剤師会