タル・フリッカー
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獲得メダル | ||
---|---|---|
イスラエル | ||
柔道 | ||
世界柔道選手権 | ||
銅 | 2017 ブダペスト | 66kg級 |
タル・フリッカー(Tal Flicker 1992年5月28日- )はイスラエル出身の柔道選手。階級は66kg級[1]。
人物
[編集]2016年のリオデジャネイロオリンピックには国内に世界選手権3位だったゴラン・ポラックがいたために出場できなかった[1]。2017年にはグランドスラム・バクーやグランプリ・カンクンで優勝するなどして世界ランキング1位で世界選手権に出場すると、準決勝でロシアのミハイル・プリャエフに技ありで敗れるも、3位決定戦でウクライナのゲオルグリー・ザンタラヤを技ありで破って銅メダルを獲得した[1][2]。続いてグランドスラム・アブダビに出場したが、2015年大会の時と同じく安全保障上の理由により、イスラエル選手団はIJFの名の下での参加を余儀なくされた。その大会では決勝でアゼルバイジャンのニジャット・シハリザダに一本勝ちして優勝した。表彰式ではIJFの旗が掲揚されてIJFの歌が流されたが、フリッカーはイスラエルの国歌ハティクヴァを口にした。フリッカーは「スポーツは政治に屈してはならない」と語った[3][4][5][6]。東京オリンピックにはライバルのバールーフ・シュマイロフとの代表争いに敗れて出場できなかった[7]。
IJF世界ランキングは2586ポイント獲得で5位(23/9/18現在)[8]。
主な戦績
[編集]- 2014年 - グランプリ・ザグレブ 3位
- 2015年 - ヨーロッパオープン・ローマ 優勝
- 2015年 - グランプリ・チェジュ 3位
- 2016年 - グランプリ・ザグレブ 3位
- 2017年 - ヨーロッパオープン・リスボン 優勝
- 2017年 - グランプリ・デュッセルドルフ 3位
- 2017年 - グランドスラム・バクー 優勝
- 2017年 - グランプリ・カンクン 優勝
- 2017年 - 世界選手権 3位
- 2017年 - グランドスラム・アブダビ 優勝
- 2018年 - ヨーロッパ選手権 3位
- 2018年 - グランプリ・ザグレブ 優勝
- 2018年 - 世界選手権 5位
- 2019年 - グランプリ・トビリシ 優勝
- 2019年 - グランプリ・ブダペスト 5位
- 2020年 - グランプリ・テルアビブ 3位
- 2020年 - ヨーロッパ選手権 2位
- 2022年 - グランドスラム・アンタルヤ 3位
- 2022年 - グランドスラム・ブダペスト 3位
(出典[1]、JudoInside.com)
脚注
[編集]- ^ a b c d profile
- ^ 2017 Suzuki World Judo Championships 2017, Budapest - DAY TWO
- ^ 柔道国際大会でイスラエル国旗掲揚と国歌演奏を拒否…「スポーツは政治に屈してはならない」 スポーツニッポン 2017年10月29日
- ^ Treat Israel equally, judo federation orders Abu Dhabi tournament
- ^ Israeli wins judo gold in UAE, which refuses to play anthem, raise flag
- ^ Israeli flag and anthem absent despite judo gold in Abu Dhabi
- ^ Olympic Games Tokyo 2020
- ^ World ranking list
外部リンク
[編集]- タル・フリッカー - JudoInside.com のプロフィール