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タフトあるいはタハト(アラビア語: تخت, ラテン文字転写: takht)は、東アラブ圏でみられる伝統楽器からなる小編成の合奏団[1]。ウード、カーヌーン、カマンジャ、ナーイ、リック、ダラブッカなどの伝統楽器からなる[1]。歌謡伴奏形態としては1930年代ごろに、西洋風の大規模なアンサンブルにとってかわられ、衰えていった[1]。なお「タフト」の文字通りの意味は、2人以上が座れるような大きめの椅子やソファーなどである[2]。
- ^ a b c 水野信男「バルトークはアラブ音楽会議で何を聞いたか」『アラブの音文化 グローバル・コミュニケーションへのいざない』スタイルノート、2010年、29-30頁。ISBN 9784903238418。
- ^ "sarīr and takht". The Encyclopaedia of Islam, New Edition. Leiden: E. J. Brill. 1960–2005. p. 492.