タキゲンロクダイ
表示
タキゲンロクダイ | |||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
タキゲンロクダイCoradion altivelis
| |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Coradion altivelis McCulloch, 1916 | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
タキゲンロクダイ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Highfin coralfish |
タキゲンロクダイ(滝元禄鯛、学名:Coradion altivelis)は、スズキ目チョウチョウウオ科タキゲンロクダイ属に分類される魚類の一種。種小名は「高い帆」を意味し、本種の背鰭と尻鰭の大きさに由来する[1]。
形態
[編集]- よく似た種
外見上酷似しているが、
- 背鰭の眼状斑が、本種は成魚になると消失し、キスジゲンロクダイは成魚にも残る[注釈 1]。
- 目を通す茶色の帯が、本種は鰓の下まで延びず、キスジゲンロクダイは鰓より下にも延びる。
生態
[編集]水深3-30mの岩礁域やサンゴ礁域に単独かペアで生息している[5]。水深100m付近での記録もある[5]。幼魚はミズガメカイメンのような大型のカイメンに隠れている[6]。
分布
[編集]人とのかかわり
[編集]観賞魚。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b Christopher Scharpf & Kenneth J. Lazara (2022年5月23日). “Order ACANTHURIFORMES (part 1): Families LOBOTIDAE, POMACANTHIDAE, DREPANEIDAE and CHAETODONTIDAE”. The ETYFish Project. 2021年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月17日閲覧。
- ^ a b c 中村(2003), p. 114.
- ^ a b c “タキゲンロクダイ”. 黒潮生物研究所. 2022年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月17日閲覧。
- ^ Bray, D.J. (2018年). “Coradion altivelis”. Fishes of Australia. ミュージアム・ビクトリア. 2021年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月17日閲覧。
- ^ a b “タキゲンロクダイ”. 美ら海生き物図鑑. 美ら海水族館. 2022年6月17日閲覧。
- ^ “タキゲンロクダイ”. 串本海域公園. 環境省. 2022年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月17日閲覧。
- ^ “串本の生き物・タキゲンロクダイ”. 熊野学. 新宮市. 2022年6月17日閲覧。
参考文献
[編集]- 中村庸夫『チョウチョウウオガイドブック』TBSブリタニカ、2003年、114頁。ISBN 4-484-03404-2。