タガトースキナーゼ
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タガトースキナーゼ(Tagatose kinase、EC 2.7.1.101)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- ATP + D-タガトース ADP + D-タガトース-6-リン酸
従って、この酵素の基質はATPとD-タガトースの2つ、生成物はADPとD-タガトース-6-リン酸の2つである。 この酵素は転移酵素、特にアルコールを受容体とするホスホトランスフェラーゼに分類される。この酵素の系統名は、ATP:D-タガトース 6-ホスホトランスフェラーゼ(ATP:D-tagatose 6-phosphotransferase)である。この酵素は、ガラクトースの代謝に関与している。
構造
[編集]2007年末時点で、1つの構造のみ解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、2FIQである。
出典
[編集]- Szumioo T (1981). “A novel enzyme, tagatose kinase, from Mycobacterium butyricum”. Biochim. Biophys. Acta. 660 (2): 366–70. doi:10.1016/0005-2744(81)90182-0. PMID 6269638.