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タイレル・ジェンキンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タイレル・ジェンキンス
Tyrell Jenkins
2015年
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州ラスク郡ヘンダーソン英語版
生年月日 (1992-07-20) 1992年7月20日(32歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
204 lb =約92.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト1巡目追補(全体50位)でセントルイス・カージナルスから指名
初出場 2016年6月22日
最終出場 2016年9月30日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

タイレル・デオン・ジェンキンスTyrell Deon Jenkins, 1992年7月20日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ラスク郡ヘンダーソン英語版出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

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プロ入りとカージナルス傘下時代

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2010年MLBドラフト1巡目追補(全体50位)でセントルイス・カージナルスから指名され[1]8月13日に契約[2]。契約後は傘下のアパラチアンリーグのルーキー級ジョンソンシティ・カージナルス英語版でプロデビュー。2試合に先発登板して防御率0.00・2奪三振の成績を残した。

2011年はルーキー級ジョンソンシティでプレーし、11試合に先発登板して4勝2敗・防御率3.86・55奪三振の成績を残した。オフの9月16日ベースボール・アメリカが選ぶルーキー級オールスターチームに選出された[3]

2012年はA級クァッドシティズ・リバーバンディッツ英語版でプレーし、19試合に先発登板して4勝4敗・防御率5.14・80奪三振の成績を残した。

2013年はまずA級ピオリア・チーフス[4]で10試合に先発登板して4勝4敗・防御率4.74・36奪三振の成績を残した。6月にA+級パームビーチ・カージナルス英語版へ昇格。A+級パームビーチでは3試合に先発登板して防御率4.50・6奪三振の成績を残した。8月に右肩の手術を行った[5]

2014年はA+級パームビーチでプレーし、13試合に先発登板して6勝5敗・防御率3.28・41奪三振の成績を残した。

ブレーブス時代

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2014年11月17日ジェイソン・ヘイワードジョーダン・ウォルデンとのトレードで、シェルビー・ミラーと共にアトランタ・ブレーブスへ移籍した[6]11月19日にブレーブスとメジャー契約を結び[7]40人枠入りした。

2015年、引き続きメジャーで投げる機会はなかったが、マイナー(AA級ミシシッピ・ブレーブス、AAA級グウィネット・ブレーブス)では25試合に先発で投げた。約140.0イニングで被本塁打を7本に抑え、本塁打を浴びる割合が低かった。8勝9敗と1つ負け越したが、防御率3.19・WHIP1.36というまずまずの成績を記録した。

2016年は開幕をAAA級グウィネットで迎えた。6月16日にメジャー初昇格を果たし[8]、22日のマイアミ・マーリンズ戦でメジャーデビュー[9]。メジャーでは先発とリリーフの両輪で起用され、計14試合に登板。防御率5.88・2勝4敗・WHIP1.69という成績のほか、奪三振率を上回る与四球率5.7を記録するなど、メジャーの壁に阻まれたシーズンだった。マイナーでは、17試合に登板・うち12試合に先発登板し、防御率2.47・9勝3敗・WHIP1.45と、まずまず好投した[10][11]

レンジャーズ傘下・レッズ傘下時代

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2016年12月8日ルーク・ジャクソンとのトレードで、ブレイディ・フェイグル英語版と共にテキサス・レンジャーズへ移籍した[12]が、21日にDFAとなり、23日にウェイバー公示を経てシンシナティ・レッズへ移籍した[13][11]

パドレス傘下時代

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2017年1月3日に再びウェイバー公示を経てサンディエゴ・パドレスへ移籍した。シーズンでは開幕から傘下のAAA級エル・パソ・チワワズでプレーしていたが、6月10日に40人枠外となった[11]。7月20日にFAとなった[11]

これを最後に現役を引退した[14]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2016 ATL 14 8 0 0 0 2 4 0 0 .333 237 52.0 131 11 33 1 1 26 1 0 35 34 5.88 1.69
MLB:1年 14 8 0 0 0 2 4 0 0 .333 237 52.0 131 11 33 1 1 26 1 0 35 34 5.88 1.69
  • 2016年度シーズン終了時

背番号

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  • 61(2016年)

脚注

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  1. ^ "Cardinals' first night of Draft ends with two right-handed supplemental picks" (Press release) (英語). MLB.com (St. Louis Cardinals). 7 June 2010. 2015年1月2日閲覧
  2. ^ "Cardinals sign P Tyrell Jenkins" (Press release) (英語). MLB.com (St. Louis Cardinals). 13 August 2010. 2015年1月2日閲覧
  3. ^ 2011 Classification All-Star Teams” (英語). Baseball America (2011年9月16日). 2015年1月2日閲覧。
  4. ^ 2013年よりカージナルス傘下
  5. ^ Jenifer Langosch (2013年8月7日). “Prospect Jenkins has season-ending shoulder surgery”. MLB.com. 2015年1月2日閲覧。
  6. ^ "Braves and Cardinals complete four-player trade" (Press release) (英語). MLB.com (Atlanta Braves). 17 November 2014. 2015年1月2日閲覧
  7. ^ Mark Bowman (2014年11月20日). “Top prospect Peraza among Braves' roster additions”. MLB.com. 2015年1月2日閲覧。
  8. ^ Aimee Sachs (2016年6月16日). “Braves call up pitching prospect Jenkins”. MLB.com. http://m.braves.mlb.com/news/article/184403118/braves-call-up-pitcher-tyrell-jenkins 2016年6月27日閲覧。 
  9. ^ Mark Bowman (2016年6月22日). “Jenkins savors scoreless debut vs. Marlins”. http://m.braves.mlb.com/news/article/185591316/tyrell-jenkins-enjoys-solid-debut-for-braves 2016年6月27日閲覧。 
  10. ^ 2016 Gwinnett Braves Pitching Statistics - Baseball-Reference.com (英語) . 2016年12月2日閲覧。
  11. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2017年6月25日閲覧。
  12. ^ http://sportsday.dallasnews.com/texas-rangers/rangers/2016/12/08/rangers-deal-luke-jackson-pair-pitching-prospects-including-another-rotation-candidate
  13. ^ David Adler (2016年12月23日). “Reds claim Shaffer, Jenkins off waivers” (英語). MLB.com. 2016年12月23日閲覧。
  14. ^ Ex-MLB Pitcher Tyrell Jenkins Involved in Huge Brawl at Softball Game on Video”. Bleacher Report (2019年8月9日). 2021年4月30日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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