ゾー・ミン・トゥン (将官)
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ゾー・ミン・トゥン (将官) | |
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2019年のゾー・ミン・トゥン | |
出身校 | ミャンマー国軍士官学校 |
配偶者 | ティン・ティン・アウン |
ゾー・ミン・トゥン少将[1](ビルマ語: ဗိုလ်ချုပ်ဇော်မင်းထွန်း、英語: Major General Zaw Min Tun)は、ミャンマーの軍人、政治家。
経歴
[編集]ゾー・ミン・トゥンは、ミャンマー国軍士官学校(DSA)第37期生として卒業した[2]。
2021年のクーデター後は、ミャンマーの陸軍将官にして現職の情報副大臣であり[3]、「国軍トゥルーニュース・インフォメーションチーム」(英語: Tatmadaw True News Information Team)の長官、国家行政評議会の報道局長を兼任している[4]。 また、彼はミャンマー陸軍の上級報道官でもある[5][6][7][8]。
2021年2月16日、ゾー・ミン・トゥンは国軍報道官としてクーデター後初となる記者会見を開き、ミャンマー全土で連日続く反軍政デモについて「デモが攻撃的、暴力的になっている」と批判した[9]。
2021年3月23日、彼は記者会見を行い、デモを非難してインターネットの規制などを強めるとし、「中国を含む近隣の5か国と関係を強化し、価値観を共有していく」と述べて欧米の制裁に対抗する姿勢を示した[10]。
2021年4月9日、彼は記者会見を開き、改めて「不正投票は民主主義の侵害であり、民意を嘲笑うものであり、破滅へと導くものである」と念押しした上で「木を育てるためには雑草取りが不可欠であり、もし必要であれば農薬を散布しなければならない」と述べ、抗議者を雑草や虫けらに喩えて暴力的に排除する意向を示した[11]。
出典・脚注
[編集]- ^ 実際の発音は、ゾーミントゥンと単語を意識せずにつなげて行う。「名前の多様性 | 長崎新聞」などを参照されたし。
- ^ “Opinion | Where Is Spokesman U Zaw Htay?”. The Irrawaddy. (8 February 2021)
- ^ “Union Ministers and Deputy Ministers”. www.moi.gov.mm. 2021年2月17日閲覧。
- ^ “Detained Myanmar president, state counsellor to be treated in line with law: military”. Xinhua. (16 February 2021)
- ^ “Myanmar Military Asks Govt to Punish Minister for Police Remark”. The Irrawaddy. (4 February 2020)
- ^ “Myanmar Military Says Petitions Led to Early Release of Inn Din Rohingya Massacre Troops” (英語). Radio Free Asia. (30 May 2019)
- ^ “Explainer: Crisis in Myanmar after army alleges election fraud” (英語). Reuters. (2021年2月1日) 2021年2月16日閲覧。
- ^ “Myanmar army flexes muscles as Suu Kyi's government begins second term” (英語). WION. 2021年2月16日閲覧。
- ^ “ミャンマー国軍がデモ批判 スー・チー氏、別容疑訴追”. 東奥日報社 (2021年2月16日). 2021年2月22日閲覧。
- ^ “ミャンマー軍「中国や近隣国と関係強化」欧米に屈しない姿勢”. NHK (2021年3月23日). 2021年4月5日閲覧。
- ^ Record Of Press Conference (4/2021) Held On 9 April 2021 By The State Administration Council’s Information Team - Global New Light Of Myanmar