THE TOKYO MATRIX
THE TOKYO MATRIX | |
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施設情報 | |
キャッチコピー |
「ようこそ、駅前の |
事業主体 | ソニー・ミュージックエンタテインメント、ソニー・ミュージックソリューションズ |
管理運営 | ソニー・ミュージックソリューションズ |
開園 | 2023年4月14日 |
所在地 |
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-29-1 東急歌舞伎町タワー4階 |
位置 | 北緯35度41分45.078秒 東経139度42分2.3184秒 / 北緯35.69585500度 東経139.700644000度座標: 北緯35度41分45.078秒 東経139度42分2.3184秒 / 北緯35.69585500度 東経139.700644000度 |
公式サイト | https://thetokyomatrix.com/ |
THE TOKYO MATRIX(ザ・トーキョー・マトリクス)は、東急歌舞伎町タワー4階にあるソニー・ミュージックソリューションズが運営するミッション攻略型アトラクション。
概要
[編集]東急歌舞伎町タワー4階の約1,500平方メートルのフロアにあるダンジョン攻略を目的とした世界初のアトラクション施設[1]で、ソニー・ミュージックソリューションズとソニー・ミュージックエンタテインメントが共同で企画し、2023年4月14日に東急歌舞伎町タワーとともに開業した。アトラクション各所にソニーグループの最先端技術がふんだんに使われており[2]、仲間と協力してモンスターを倒し、アイテムを探し、トラップをかいくぐるといったゲームやアニメでしかできなかった体験を現実世界上で体験できる。難易度は非常に高く、クリアには思考能力、運動能力、運、チームワークなど幅広い要素が要求される[1]。2〜3人のグループを組んで参加し、1人では参加できない[3]。
オープンから約4ヶ月半が経過した2023年9月6日、初めて完全にクリアしたパーティーが現れたと発表された[4]。
経緯
[編集]2018年に、新宿・歌舞伎町の新宿TOKYU MILANO跡地にて超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」の建設が発表され、そのワンフロアを使ったエンターテイメント施策の企画が始まった。当初はソニー・ミュージックグループであるアニプレックスのアニメコンテンツなどを題材としたミュージアムとして計画されていたが、2020年に新型コロナウイルスの感染が拡大し、計画を見直すこととなった。コロナ禍において、10~20代に対して、どのようなアトラクションなら興味を持ってくれるかを質問する市場調査を行った結果、「アバターで仮想現実へ潜入」「最先端技術を駆使したインタラクティブ体験」「スポーツをモチーフにしたアトラクション」といった回答が得られた。また別の調査で、自信があることについて質問したところ、「頭脳」「戦略・戦術を組み立てること」「スポーツ」「ゲームプレイ能力」がいずれも20%を超えた。このような調査の結果から、最先端のテクノロジーを駆使した体験型アトラクションとして企画された。また、成功体験をより感動的なものに増幅させ、その成功体験を求めてまた挑戦したいという意欲が湧くように、難易度は非常に高いものとなった[5]。
ソードアート・オンライン -アノマリー・クエスト-
[編集]ソードアート・オンライン -アノマリー・クエスト-は、THE TOKYO MATRIXで展開されるソードアート・オンラインを題材としたアトラクションである。展開期間は1年を想定していた[6]が、2023年11月10日に、期間を2025年1月まで延長することが発表された[7]。
アトラクション概要
[編集]2023年4月14日、THE TOKYO MATRIXのオープンと同時に展開が開始された。
プレイヤーはアニメ作品「ソードアート・オンライン」で繰り広げられるフルダイブ型VRMMORPG「アルヴヘイム・オンライン」に新しくできた、キリトとアスナと対峙するクエストに参加する[6]。
クエスト
[編集]クエストは7つ存在する。
QUEST1
[編集]横幅7m、縦2.8mの巨大なモニターがある部屋で、全身のモーションキャプチャを使い、自身のアバターを動かし、ハンドヘルドデバイスで敵モンスターを倒していく[8]。
QUEST2
[編集]全長約60mの長い廊下で、指定された数字を3つ探し出すというミッション[8]。
QUEST3
[編集]討伐に必要となるアイテムを見つけるのが目的のクエスト[9]で、全8部屋あるミッションの中からランダムに選ばれた3部屋をクリアすることが求められる[8]。
シリカの部屋
[編集]モニターに映されたモンスターへボールを当てるミッション[8]。
エギルの部屋
[編集]綱を引いて扉を開けるミッションと、スタートからゴールまでをパネルでつなげるデジタルゲームからなる[8]。
アリスの部屋
[編集]さまざまな形をした巨大なブロックをパズルのように組み合わせて指定の形を完成させるミッション[8]。
シノンの部屋
[編集]モンスターにダーツを当てるミッション[8]。
ユイの部屋
[編集]床に表示されたパネルを通って部屋の奥のゴールラインを越えるミッションと、ゲージが溜まるまで笑顔を見せ続けるデジタルゲームからなる[8]。
リーファの部屋
[編集]クモの巣をかいくぐるミッション[9]。
リズベットの部屋
[編集]精錬して強い武器をつくるミッション[9]。
クラインの部屋
[編集]トラップに見つからずに鍵を開けるミッション[9]。
QUEST4
[編集]大量のモンスターに囲まれるトラップ部屋[9]。
QUEST5
[編集]キリトとアスナと対戦する部屋[9]。
QUEST6
[編集]2023年5月17日に公式Twitterでその存在が明かされた[10]。内容は明かされていない。
FINAL QUEST
[編集]2023年9月9日に公式Twitterでその存在が明かされた[11]。内容は明かされていない。
出典
[編集]- ^ a b “何度も屈し、何度でも立ち上がれ!ソニーミュージックが手掛ける人類未体験アトラクション「THE TOKYO MATRIX」のコンセプト映像を公開!”. PRTIMES (2023年1月16日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ “東急歌舞伎町タワーの「SAO」リアル攻略施設を体験--最先端技術活用のダンジョン登場”. CNET Japan (2023年4月11日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ Q&A - THE TOKYO MATRIX
- ^ thetokyomatrixのツイート(1699265428751896762)
- ^ “成功率1%未満!? 超難関ダンジョン攻略体験施設『THE TOKYO MATRIX』はこうして生まれた【前編】”. Cocotame (2023年5月2日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ a b “新宿・東急歌舞伎町タワーに「ソードアート・オンライン」リアル攻略施設”. 新宿経済新聞 (2023年4月5日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ [1]
- ^ a b c d e f g h “「ソードアート・オンライン」の体験型“激ムズダンジョン”に攻略班が潜入!開発者による攻略のヒントも”. コミックナタリー. 2023年9月16日閲覧。
- ^ a b c d e f “『SAO アノマリー・クエスト』先行攻略。ギミック解説などキリト&アスナに挑むための必須知識を伝授!”. 電撃オンライン (2023年4月7日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ thetokyomatrixのツイート(1658638496985399301)
- ^ thetokyomatrixのツイート(1700476479073878379)
関連項目
[編集]- 東急歌舞伎町タワー
- ソニー・ミュージックソリューションズ
- ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)
- 絶望要塞3 - 富士急ハイランドにあったミッション攻略型アトラクション。同じくソニー・ミュージックソリューションズが手掛け、高難度であることも共通する。