ソングス・アバウト・ジェーン
『ソングズ・アバウト・ジェーン』 | ||||
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マルーン5 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ロサンゼルス | |||
ジャンル |
ロック R&B | |||
レーベル | オクトーン・レコード | |||
プロデュース | マット・ウォレス | |||
チャート最高順位 | ||||
ゴールドディスク | ||||
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マルーン5 アルバム 年表 | ||||
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『ソングス・アバウト・ジェーン』収録のシングル | ||||
ミュージックビデオ | ||||
「Harder To Breathe」 - YouTube 「This Love」 - YouTube 「She Will Be Loved」 - YouTube 「Sunday Morning」 - YouTube |
『ソングズ・アバウト・ジェーン』(Songs About Jane)は、アメリカのバンド、マルーン5のデビュー・アルバム。日本ではBMGファンハウスから発売された(再発売はユニバーサルミュージック)。
解説
[編集]オクトーン・レコードと契約後の2001年後半から、プロデューサーのマット・ウォレス(Matt Wallace)とロサンゼルスでレコーディングを行った[27]。
アルバム・タイトルの「ジェーン」とはアダム・レヴィーンの元恋人の名前で、収録曲の大半が彼女について歌われている。また、「シー・ウィル・ビィ・ラヴド」は、バンド「ファントム・プラネット」(Phantom Planet)のサム・ファラー(Sam Farrar)のガールフレンドのことが歌われている[28]。
「ノット・カミング・ホーム」はスタジオ・ライブ音源で、曲のビートはアリーヤの「アー・ユー・ザット・サムバディ?」(Are You That Somebody?)からインスピレーションを得て作られたという[29]。
日本盤は翌2003年7月23日に発売され、さらに2004年7月21日にはエキストラ・トラック3曲を追加収録した『ソングズ・アバウト・ジェーン スペシャル・エディション』も発売された。12月からはノエビア「ブルー・アイス」シリーズCMソングに「シー・ウィル・ビィ・ラヴド」が起用され[30]、2005年にはトヨタ自動車「ヴィッツ」CMソングに「サンデイ・モーニング」が起用された。
2012年7月4日には、アルバム発売10周年を記念した『ソングス・アバウト・ジェーン<10周年記念盤>』が2枚組で発売され、未発表デモ音源や別ミックスが収録された[31]。
チャート
[編集]アメリカでは、発売当初はほとんど注目されなかった。しかしその後、アルバム収録曲「スウィーテスト・グッドバイ」が映画『ラブ・アクチュアリー』サウンドトラックに収録され、バンドとしてはミシェル・ブランチやジョン・メイヤー、マッチボックス・トゥエンティなどの前座を務めるツアー活動を行っていき、次第に話題となっていった。やがて、2003年8月16日付でのBillboard 200チャート92位から2004年9月4日には6位まで上昇した[32]。発売から2年以上経てのTOP10入りは音楽セールス集計機関(エーシーニールセン)の集計史上、最も長い時間をかけてTOP10入りをしたアルバムとなった[27]。
アルバムは全世界で1000万枚を突破した[33]。
収録曲
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「ハーダー・トゥ・ブリーズ」(Harder To Breathe) | アダム・レヴィーン/ジェシー・カーマイケル | |
2. | 「ディス・ラヴ」(This Love) | アダム・レヴィーン/ジェシー・カーマイケル | |
3. | 「シーヴァー」(Shiver) | アダム・レヴィーン/ジェシー・カーマイケル | |
4. | 「シー・ウィル・ビィ・ラヴド」(She Will Be Loved) | アダム・レヴィーン/ジェシー・カーマイケル/ジェイムズ・ヴァレンタイン | |
5. | 「タングルド」(Tangled) | アダム・レヴィーン | |
6. | 「ザ・サン」(The Sun) | アダム・レヴィーン | |
7. | 「マスト・ゲット・アウト」(Must Get Out) | アダム・レヴィーン/ジェシー・カーマイケル | |
8. | 「サンデイ・モーニング」(Sunday Morning) | アダム・レヴィーン/ジェシー・カーマイケル | |
9. | 「シークレット」(Secret) | アダム・レヴィーン/ジェシー・カーマイケル | |
10. | 「スルー・ウィズ・ユー」(Through With You) | アダム・レヴィーン/ジェシー・カーマイケル | |
11. | 「ノット・カミング・ホーム」(Not Coming Home) | アダム・レヴィーン/ジェシー・カーマイケル/ライアン・デューシック | |
12. | 「スウィーテスト・グッドバイ」(Sweetest Goodbye) | アダム・レヴィーン |
# | タイトル | 備考 | 時間 |
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13. | 「ラグドール」(Ragdoll) |
『ソングズ・アバウト・ジェーン スペシャル・エディション』
[編集]# | タイトル | 備考 | 時間 |
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14. | 「ディス・ラヴ - Kanye West Remix」(This Love - Kanye West Remix) | カニエ・ウエストによるリミックス。 | |
15. | 「ディス・ラヴ(ライヴ・アコースティック)」(This Love (Live Acoustic)) | 2003年1月22日にNYのザ・ヒット・ファクトリーで録音されたライヴ音源[34]。 | |
16. | 「ハーダー・トゥ・ブリーズ(ライヴ・アコースティック)」(Harder To Breathe (Live Acoustic)) | 2003年1月22日にNYのザ・ヒット・ファクトリーで録音されたライヴ音源[34]。 |
『ソングズ・アバウト・ジェーン<10周年記念盤>』
[編集]- CD1は#1~#12と同じ。
クレジット
[編集]- アダム・レヴィーン:ボーカル、ギター
- ジェイムズ・ヴァレンタイン:ギター
- ミッキー・マデン:ベース
- ジェシー・カーマイケル:キーボード、バック・ボーカル on "スウィーテスト・グッドバイ"
- ライアン・デューシック:ドラム、バック・ボーカル on "ハーダー・トゥ・ブリーズ"
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受賞
[編集]- 2004年
- MTV Video Music Awards「最優秀新人賞」[36]
- ワールド・ミュージック・アワード「ベスト・ニュー・グループ」[37]
- MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード「ベスト・ニュー・アクト」[38]
- ビルボード・ミュージック・アワード「デジタル・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」[39]
- 2005年
- MTV ASIA AIDS(MTV Asia Awards)「最優秀ビデオ賞」(「シー・ウィル・ビィ・ラヴド」)[40]
- 第47回グラミー賞「最優秀新人賞」[41]
- NRJ Music Awards 2005「Révélation Internationale de l'année」、「Chanson Internationale de l'année」(「ディス・ラヴ」)[42]
- 2006年
脚注・出典
[編集]- ^ “MAROON 5 | Artist” (英語). The Official Charts Company(OCC). 2014年7月21日閲覧。
- ^ “Maroon 5 - Songs About Jane”. australian-charts.com. 2014年7月21日閲覧。
- ^ “Maroon 5 - Songs About Jane”. charts.org.nz. 2014年8月10日閲覧。
- ^ “Maroon 5 dans les charts français (albums)” (フランス語). Charts in France. 2014年7月21日閲覧。
- ^ “Maroon 5 - Songs About Jane”. dutchcharts.nl. 2014年8月10日閲覧。
- ^ “Maroon 5 - Songs About Jane”. danishcharts.com. 2014年8月10日閲覧。
- ^ “Maroon 5 - Songs About Jane”. finnishcharts.com. 2014年8月10日閲覧。
- ^ “Maroon 5 - Songs About Jane”. norwegiancharts.com. 2014年8月10日閲覧。
- ^ “Maroon 5 - Songs About Jane”. swedishcharts.com. 2014年8月10日閲覧。
- ^ “Maroon 5 | Longplay-Chartverfolgung” (ドイツ語). music line.de. メーディア・コントロール・ゲーエフカー・インターナツィオナール. 2014年7月21日閲覧。
- ^ “Maroon 5 - Songs About Jane”. portuguesecharts.com. 2014年8月10日閲覧。
- ^ “Maroon 5 | Awards | AllMusic” (英語). オールミュージック. オール・メディア・ガイド. 2014年8月11日閲覧。
- ^ “Maroon 5 - Songs About Jane”. austriancharts.at. 2014年8月10日閲覧。
- ^ “Maroon 5 - Songs About Jane”. ウルトラトップ200アルバム. ウルトラトップ. 2014年8月10日閲覧。
- ^ “Maroon 5 - Songs About Jane”. spanishcharts.com. 2014年8月10日閲覧。
- ^ “Maroon 5 - Songs About Jane”. italiancharts.com. 2014年8月10日閲覧。
- ^ “Maroon 5 - Songs About Jane”. シュヴァイツァー・ヒットパラーデ. 2014年8月10日閲覧。
- ^ “ソングス・アバウト・ジェーン スペシャル・エディション”. ORICON STYLE. 2014年8月10日閲覧。
- ^ “Maroon 5 - Songs About Jane”. ウルトラトップ200アルバム. ウルトラトップ. 2014年8月10日閲覧。
- ^ “Gold & Platinum Searchable Database” (英語). アメリカレコード協会(RIAA). 2014年7月23日閲覧。
- ^ “Certified Awards” (英語). 英国レコード産業協会(BPI). 2014年7月23日閲覧。
- ^ “ARIA Charts - Accreditations - 2005 Albums” (英語). ARIAチャート(ARIA). 2014年7月24日閲覧。
- ^ “Gold/Platinum” (英語). Music Canada. 2014年7月24日閲覧。
- ^ “Gold-/Platin-Datenbank” (ドイツ語). 音楽産業連邦協会 (ドイツ)(BVMI). 2015年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月24日閲覧。
- ^ “Notre Base de Données” (フランス語). 全国音楽出版組合 (フランス). 2014年7月24日閲覧。
- ^ “サンデイ・モーニング”. ORICON STYLE. 2014年8月10日閲覧。
- ^ a b Mitch Michaels (2007年5月27日). “Maroon 5 - It Won’t Be Soon Before Long Review” (英語). 411mania.com. 2014年7月23日閲覧。
- ^ 2004年8月に、ファンクラブの会員とチャットをした時のジェイムス・ヴァレンタインの発言を参照。サムはこの曲でプログラマーとしてクレジットされている
- ^ Christian Hoard "Maroon5's White Funk" Archived 2008年6月22日, at the Wayback Machine. 2004年5月19日 ローリング・ストーン
- ^ “CM情報”. ノエビア. 2014年7月21日閲覧。
- ^ “マルーン5のデビュー作『Songs About Jane』が発売10周年記念エディションで再発”. amass (2012年5月30日). 2014年8月10日閲覧。
- ^ “Maroon5 Discography - Songs about Jane” (英語). Billboard.com. ビルボード. 2006年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月23日閲覧。
- ^ “マルーン5『ソングス・アバウト・ジェーン』 全世界で1000万枚を売り上げたデビューアルバム”. 47NEWS. 全国新聞ネット (2010年9月29日). 2014年8月12日閲覧。
- ^ a b ライブ・アルバム『1.22.03.ACOUSTIC』にも収録されている。
- ^ “SPIDER-MAN2”. ソニー・ミュージックエンタテインメント. 2014年7月21日閲覧。
- ^ “2004 MTV Video Music Awards” (英語). 2004 MTV VMAs. MTV (2004年8月29日). 2014年7月24日閲覧。
- ^ “2004 World Music Awards Winners” (英語). ビルボード (2004年9月16日). 2014年7月23日閲覧。
- ^ “MTV Europe Awards 2004: The winners” (英語). BBCニュース. 英国放送協会 (2004年11月18日). 2014年8月11日閲覧。
- ^ “2004 Billboard Music Awards Winners” (英語). ビルボード (2004年12月8日). 2014年7月23日閲覧。
- ^ “フーバスタンク、アシュリー他MTVアジア賞”. BARKS (2005年2月7日). 2014年8月23日閲覧。
- ^ a b “Maroon 5” (英語). GRAMMY.com. ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス(NARAS). 2014年7月22日閲覧。
- ^ “NRJ Music Awards 2005 - NMA.fr” (フランス語). NRJ Music Awards. 2014年8月26日閲覧。
外部リンク
[編集]- maroon 5 | マルーン5 - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
- Maroon 5 (@maroon5jp) - X(旧Twitter)