ソルタムM66 160mm迫撃砲
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ソルタムM66 160mm迫撃砲 | |
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ソルタムM66 160mm迫撃砲(イスラエル砲兵隊博物館) | |
種類 | 迫撃砲 |
原開発国 |
フィンランド イスラエル |
運用史 | |
配備先 | イスラエル国防軍、他 |
開発史 | |
開発者 | タンペラ社(現・パトリア社) |
製造業者 | ソルタム・システムズ |
諸元 | |
重量 | 225 ~ 341 kg |
要員数 | 6~8名 |
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砲弾 | 160mm迫撃砲弾・装薬 |
口径 | 160 mm |
仰角 | +30°/+80° |
旋回角 | -20°/+20° |
有効射程 | 9,600 m |
ソルタムM66 160mm迫撃砲は、イスラエルのソルタム・システムズ社が開発した口径160mmの迫撃砲である。
概要
[編集]M66迫撃砲はフィンランドのタンペラ社(現・パトリア社)製のM58迫撃砲をベースとして開発されており、砲の支持架部分についている牽引用の車輪を周回位置に持っていくことで360°全周囲旋回が可能である。
M66迫撃砲はイスラエル国防軍で通常の地上据置型として使用された他、M4シャーマンの車体を大改造してM66を搭載したマクマト 160mm自走迫撃砲も製造された。マクマト(Makmat)とはヘブライ語でMargema Kveda Mitnayaat=自走重迫撃砲の略称であり、M3ハーフトラックにソルタムM65 120mm迫撃砲を搭載した自走迫撃砲もマクマトと呼ばれる。
また、エクアドル、シンガポール、南アフリカ共和国に輸出もされている。
画像
[編集]-
マクマト自走迫撃砲の搭載砲
運用国
[編集]脚注
[編集]- ^ The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2023-02-15) (英語). The Military Balance 2023. Routledge. p. 287. ISBN 978-1-032-50895-5
出典
[編集]関連項目
[編集]- ソルタムM65 120mm迫撃砲
- スーパーシャーマン
- マクマト 160mm自走迫撃砲
- 160mm迫撃砲M-160 - ソ連製の160mm迫撃砲で、イスラエルと対立するエジプトやシリア、イラク等で運用された。