ソフト・アンド・ウェット
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「ソフト・アンド・ウェット」 | ||||
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プリンス の シングル | ||||
初出アルバム『フォー・ユー』 | ||||
B面 | ソー・ブルー | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチ・シングル | |||
録音 | カリフォルニア州サウサリート レコード・プラント・スタジオ | |||
ジャンル | R&B、ファンク、ディスコ | |||
時間 | ||||
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード | |||
作詞・作曲 |
作詞:プリンス、クリス・ムーン 作曲:プリンス | |||
プロデュース |
プリンス トミー・ヴィカリ(エグゼクティブ・プロデューサー) | |||
チャート最高順位 | ||||
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プリンス シングル 年表 | ||||
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「ソフト・アンド・ウェット」(Soft and Wet)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、プリンスが1978年4月にデビュー・アルバム『フォー・ユー』で発表した楽曲。同年6月7日(プリンスの20歳の誕生日)に、自身初のシングルとしてもリリースされた[2]。
共作者としてクレジットされているクリス・ムーンは、デビュー前のプリンスが使用していたミネアポリスのスタジオ「ムーンサウンド」のオーナーで、ムーンはプリンスに対し、自分が不在の時はスタジオを自由に使っていい代わりに、ムーンの作った歌詞を取り入れるよう約束したという[2]。
反響・影響
[編集]アメリカの総合シングル・チャートBillboard Hot 100では、1978年11月25日に最高92位を記録し、合計4週トップ100入りした[1]。また、『ビルボード』のR&B/ヒップホップ・シングル・チャートでは1978年9月23日に最高12位を記録した[3]。
M・ナイト・シャマランの監督映画『アンブレイカブル』(2000年)では、キャラクターのオードリー・ダン(演:ロビン・ライト)が、自分の大好きな曲として本作を挙げるシーンがある[2]。また、漫画家の荒木飛呂彦は、最も敬愛するアーティストとしてプリンスを挙げており、荒木の作品『ジョジョの奇妙な冒険』第8部『ジョジョリオン』のキャラクター東方定助は、「ソフト&ウェット」というスタンドを使う設定となっている[4]。
カヴァー、サンプリング
[編集]- M.C.ハマー - アルバム『プリーズ・ハマー・ドント・ハーテム』(1990年)収録曲「シーズ・ソフト・アンド・ウェット」において、本作をサンプリングした[5]。
- エンダンビ - アルバム『A Weird Kinda Wonderful』(2005年)に収録[6]。
脚注
[編集]- ^ a b “Prince Soft And Wet Chart History - Hot 100”. Billboard. 2019年5月12日閲覧。
- ^ a b c Creighton, Keith (2017年6月7日). “Teenage Prince Finds His Name and His Voice With 'Soft and Wet': 365 Prince Songs in a Year”. Diffuser.fm. Loudwire Network. 2019年5月12日閲覧。
- ^ “Prince Soft And Wet Chart History - Hot R&B/Hip-Hop Songs”. Billboard. 2019年5月12日閲覧。
- ^ “ジョジョの奇妙な元ネタ特集”. ブックオフコーポレーション. 2019年5月12日閲覧。
- ^ Gaca, Anna (2018年2月14日). “You Can Buy a Co-Writing Credit on a Prince Song for Just $490,000”. SPIN. Prometheus Global Media. 2019年5月12日閲覧。
- ^ N'Dambi - A Weird Kinda Wonderful (CD, Album) | Discogs