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セージ・バイオネットワークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

セージ・バイオネットワークス[1]英語: Sage Bionetworks)とはアメリカ合衆国ワシントン州シアトルにある生物工学研究所であり、オープンサイエンスを実行し奨励している。フレッド・ハッチンソン癌研究センター英語版内で活動しておりステファン・フレンドが主導している[2][3]

オープンサイエンス

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この研究所はオープンサイエンスの初期推進者で有名であり[4][5]、患者が自身のデータを特定の医療機関に保管させることなく保守できるツールを開発している[6]

提携

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セージ・バイオネットワークスはクインタイルズ英語版による寄付によって設立された[7]

2011年3月、セージはハンチントン病研究のためのコンピュータシミュレーション (Computer simulation開発でCHDI財団英語版[8]、同時期に中枢神経系創薬標的探索に向けた研究で武田薬品工業と提携したことを発表した[8][1]

脚注

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  1. ^ a b 中枢神経疾患を対象とした米国Sage Bionetworksとの共同研究について』(プレスリリース)武田薬品工業、2010年11月11日http://www.takeda.co.jp/press/article_40523.html2012年12月13日閲覧 
  2. ^ Kaiser, J. (2012). “The Visionary”. Science 335 (6069): 651–653. doi:10.1126/science.335.6069.651. ISSN 0036-8075. 
  3. ^ Sage Bionetworks Seattle | Directors, オリジナルの2012年2月11日時点におけるアーカイブ。, https://webcitation.org/65NAfFu20?url=http://sagebase.org/info/directors.php 
  4. ^ Strauss, Stephen (2011). “Open access consortium”. Nature Biotechnology 29 (4): 298–298. doi:10.1038/nbt0411-298b. ISSN 1087-0156. 
  5. ^ Hunter, Jackie; Stephens, Susie (2010). “Is open innovation the way forward for big pharma?”. Nature Reviews Drug Discovery 9 (2): 87–88. doi:10.1038/nrd3099. ISSN 1474-1776. 
  6. ^ O'Hagan, Maureen (11 February 2012). “Pacific NW | Seattle's Sage Bionetworks seeks a drug-discovery revolution”. seattletimes.nwsource.com. 12 February 2012閲覧。
  7. ^ Timmerman, Luke (2012 [last update]). “Sage Bionetworks, Biology’s Open Source Spark, Snags "Major" Donation from Quintiles | Xconomy”. xconomy.com. 16 January 2012閲覧。
  8. ^ a b Sage Bionetworks Launches International Neurobiology Partnerships”. Sage Bionetworks (30 March 2011). 26 February 2012閲覧。

外部リンク

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