センターワンホテル半田
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センターワンホテル半田 | |
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ホテル概要 | |
運営 | 半田電化工業株式会社(2015年(平成27年)11月1日より株式会社グリーンズが運営) |
階数 | 1 - 10階 |
部屋数 | 150室 |
開業 | 2002年(平成14年)7月27日 |
最寄駅 |
名鉄河和線 知多半田駅 JR武豊線 半田駅 |
最寄IC | 知多半島道路 半田I.C. |
所在地 |
〒475-0856 愛知県半田市更生町1-124-2 |
位置 | 北緯34度53分30.00秒 東経136度55分35.73秒 / 北緯34.8916667度 東経136.9265917度 |
公式サイト | 公式サイト |
センターワンホテル半田(センターワンホテルはんだ)は愛知県半田市にあるビジネスホテル。
沿革
[編集]- 2002年(平成14年)7月27日 - 営業開始[1]。
- 2006年(平成18年)2月20日 - 構造計算書偽造問題に伴い解体開始[2]。
- 2007年(平成19年)4月16日 - ホテルを再建して営業再開[3]。
- 2015年(平成27年)11月17日 - 半田電化工業、自力営業断念[4]。
施設
[編集]客室150室[3]の内、シングルルーム(タイプ別あり)が141室。また全室にブロードバンドインターネット接続環境を備えているほか、1階ロビーにパソコンとプリンターを備えたOAコーナーが設置されているなど、基本的にビジネス客向けとなっている。
アクセス
[編集]- 自家用車
- 鉄道
構造計算書偽造問題
[編集]運営会社が地元の金属加工業者[5]である以外は普通のビジネスホテルであったが、2005年(平成17年)に発覚した構造計算書偽造問題に巻き込まれた。精査の結果、ホテル本体について耐震性に問題があることが確認されたため、2006年(平成18年)から一旦建物を取り壊して再建した上で2007年(平成19年)4月から営業を再開した。
構造計算書偽造問題において、ホテル建設の際の建築確認申請に対する建築確認を行った愛知県に過失があったとして損害賠償請求の訴訟を起こした。1審においては県に過失があったことが認められたが、2審においては県の過失は否定された[6]。上告するも棄却され県に対しては敗訴する結果となった[7]。ホテルの公式サイトでは構造計算書偽造問題への対応記録とコメントを公表している[8]。
また、この問題を名古屋に拠点を置く劇団少年ボーイズが舞台化し『センターワンホテル半田 大偽装』として名古屋市や半田市で上演した[9]。
脚注
[編集]- ^ “耐震偽装ホテル訴訟 二審は愛知県の責任認めず”. 日本経済新聞Web版 (日本経済新聞社). (2010年10月29日). オリジナルの2015年6月9日時点におけるアーカイブ。 2015年6月9日閲覧。
- ^ “耐震偽装で半田のホテル解体へ”. 中京テレビ (2006年2月20日). 2015年6月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月9日閲覧。
- ^ a b “『装い新たに、全150室にて営業再開』”. 半田商工会議所. 2015年6月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月9日閲覧。
- ^ “『半田の耐震偽装ホテル 運営譲渡 四日市の企業へ』”
- ^ “耐震偽装 「私たちは犯罪の被害者です」 愛知・半田市 ホテル社長の中川さん怒る”. しんぶん赤旗 (日本共産党). (2006年1月7日). オリジナルの2006年1月12日時点におけるアーカイブ。 2015年6月9日閲覧。
- ^ “耐震偽装、「愛知県の責任なし」 総研に1億6千万円の損害賠償 名古屋高裁判決”. 法と経済のジャーナル (朝日新聞社). (2010年11月18日). オリジナルの2015年6月9日時点におけるアーカイブ。 2015年6月9日閲覧。
- ^ “行政の責任は限定的 耐震偽装事件で最高裁”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2013年3月26日). オリジナルの2013年3月29日時点におけるアーカイブ。 2015年6月9日閲覧。
- ^ “耐震偽装事件の道のり”. センターワンホテル半田. 2013年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月9日閲覧。
- ^ “「大偽装」 耐震偽装ホテルの劇を上演”. スポニチAnnex (スポーツニッポン新聞社). (2008年6月12日). オリジナルの2015年6月9日時点におけるアーカイブ。 2015年6月9日閲覧。