セル・ロティ
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セル・ロティ、セルロティ(ネパール語: सेल रोटी、英語: Sel roti)はネパールの菓子。水に浸した米を磨り潰し、円状(ドーナツ状)にして揚げた菓子である[1]。日本で販売されているドーナツと比べると細い[2]。
紅茶と共に朝食やおやつとして食べられる[1]ほか、「よい仕事をするには甘いものを食べる」とされていることから、結婚式でも食べられる[3]。
作り方としては、米粉を水に溶いたものを熱した油に円を描くように注いで作るというのもある[4]。
出典
[編集]- ^ a b 「ネパール」『W07 世界のグルメ図鑑 116の国と地域の名物料理を食の雑学とともに解説』地球の歩き方、2021年、57頁。ISBN 978-4059196228。
- ^ 大田垣晴子「屋台の軽食、お菓子」『ネパール: ネパール語+日本語・英語』JTBパブリッシング、2009年、47頁。ISBN 978-4533076084。
- ^ 須藤健一(監修)「ネパールの結婚式では新郎新婦の足を洗った水を飲む!?」『おもしろ大発見! 世界スゴすぎ事典』池田書店、2020年、117頁。ISBN 978-4262155456。
- ^ 「ネパール」『W25 世界のお菓子図鑑』地球の歩き方、2022年、199頁。ISBN 978-4059207184。