セリ・ノワール
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セリ・ノワール | |
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Série noire | |
監督 | アラン・コルノー |
脚本 |
アラン・コルノー ジョルジュ・ペレ |
原作 | ジム・トンプスン |
音楽 | ジェラール・レノルマン |
撮影 | ピエール=ウィリアム・グレン |
公開 |
1979年4月29日 シネクラブ上映 |
上映時間 | 111分 |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
『セリ・ノワール』(Série noire)は、1979年制作のフランス映画。
概要
[編集]ジム・トンプスンの小説『死ぬほどいい女』(A Hell of a Woman, 三川基好訳、扶桑社)をアラン・コルノーが映画化した作品。
日本では、80年代は日仏学院のシネクラブ上映(英語字幕付16ミリプリント)で幾度か上映されていた。その後1997年に、リュック・ベッソンが若い頃に見て感銘を受けたという7本のフランス映画をベッソンのコメント付で深夜にテレビ放映するという企画の1本に選ばれた。それをTSUTAYA限定リュック・ベッソン・セレクションの1つとしてVHSリリースし、日の目を見た。なお、2011年にはIVCがDVDリリースしている。
内容
[編集]中年にさしかかろうとしている、しがないセールスマン(押し売り業に近い)の男が商品を売りつけようと訪ねた家には、老婆に無理やり売春させられている少女がいた。男には妻がいたが、妻がキッチンドランカーに陥っていることもあり、夫婦関係は冷えきっていた。ある日、男はまた少女の家を訪れ、男と少女の波乱に満ちた危険な恋が幕を開け、男は少女のために犯罪を犯すようになる。
スタッフ
[編集]- 監督・脚本:アラン・コルノー
- 製作:モーリス・ベルナール
- 原作:ジム・トンプスン
- 脚本:ジョルジュ・ペレック
- 撮影:ピエール=ウィリアム・グレン
- 音楽:ジェラール・レノルマン、ボニーM、サッシャ・ディステル
キャスト
[編集]関連項目
[編集]- ゲッタウェイ 同じ原作者
- グリフターズ ※同じ原作者 90年に映画化。
- エレンディラ ※本作のヒロイン同様似た境遇の少女の物語。
- タクシードライバー (1976年の映画) ※同じくリュック・ベッソンが若い時に見た映画で、男が少女を売春から救おうとする話。