セブンシーズ・ナビゲーター
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基本情報 | |
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船籍 | |
所有者 |
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運用者 | リージェント・セブン・シーズ・クルーズ |
建造所 |
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IMO番号 | 9064126 |
経歴 | |
起工 | 12 April 1988[1] |
進水 | 23 August 1991[1] |
竣工 | 25 August 1999[1] |
要目 | |
総トン数 | 28,550トン |
全長 | 170.69m |
型幅 | 24.80 |
喫水 | 7.30m |
機関方式 | ディーゼル機関×4基(15,536kW) |
推進器 | プロペラ×2基 |
速力 | 17.50ノット |
旅客定員 | 490人 |
乗組員 | 340 |
その他 | 船級:ノルウェー船級協会 |
セブンシーズ・ナビゲーター(Seven Seas Navigator)は、アメリカの船舶会社リージェント・セブンシーズ・クルーズ(Regent Seven Seas Cruises)が運航するクルーズ客船である。
概要
[編集]1999年8月にラディソン・セブンシーズ・クルーズ(当時)のクルーズ客船として就航した。
客室は全室スイートで253室全てが海側に設けられており、その9割にあたる216席にバルコニーを備えている。 客室面積は下位カテゴリーであるウィンドー・スイート(G・H)でも28平方メートルで、クルーズ客船のスタンダードクラス平均の約2倍と高い居住性を備えている。 また、乗組員一人あたりの乗客定員は約1.4人と同社の保有する客船の中で最も少なくなっている。
2009年11月には大規模改装を実施。2014年現在は夏季にアラスカ、冬季にカリブ海のクルーズへと配船されている。
船内設備
[編集]※記載内容は2014年現在のもの[2]。
- レストラン
- コンパスローズ・レストラン(メインダイニング、デッキ5)
- プライム7(デッキ10)
- ラ・ベンダ・レストラン(デッキ10)
- プールグリル(デッキ10)
- ラウンジ・バー
- スターズ・ラウンジ(デッキ6)
- コノスアー・クラブ(デッキ6)
- ナビゲーター・ラウンジ(デッキ6)
- セブンシーズ・ラウンジ(デッキ6・7)
- ガリレオズ(デッキ11)
- スパ・ヘルス
- ビューティーサロン(デッキ12)
- スパ(デッキ12)
- ジム(デッキ12)
- エアロビクススタジオ(デッキ12)
- サウナ(デッキ12)
- オープンデッキファシリティー
- ジャクジー(デッキ10)
- プール(デッキ10)
- その他
- ホスピタル(デッキ4)
- レセプション(デッキ6)
- ライブラリー(デッキ6)
- カードルーム(デッキ6)
- カジノ(デッキ7)
- ブティック(デッキ7)
客室
[編集]全室スイートの海側配置で、カテゴリC以上の客室にはバトラーサービスが付く。ウィンドー・スイート以外はバルコニーが設けられている。
- マスター・スイート(MS)
- 99㎡(客室)+10㎡(バルコニー)
- グランド・スイート(GS)
- 50㎡(客室)+18㎡(バルコニー)
- ナビゲーター・スイート(NS)
- 42㎡(客室)+4㎡(バルコニー)
- ペントハウス・スイート(A・B・C)
- 28㎡(客室)+5㎡(バルコニー)
- コンシェルジュ・スイート(D)
- 28㎡(客室)+5㎡(バルコニー)
- デラックス・スイート(E・F)
- 28㎡(客室)+5㎡(バルコニー)
- ウィンドー・スイート(G・H)
- 28㎡(客室)
その他
[編集]船体は旧ソ連の人工衛星追跡艦を再利用したものである。 1991年にレニングラードのアドミラルティ造船所にて衛星追跡艦「アカデミック・ニコライ・プルーギン」として船体のみ完成したものの竣工せず、売却後にイタリアのT.マリオッティ造船所にて上部構造体を新造し、新たに客船「セブン・シーズ・ナビゲーター」として完成した。[3]。
脚注・出典
[編集]- ^ a b c d "Seven Seas Navigator (29871)". DNV GL Vessel Register. Det Norske Veritas. 2012年8月4日閲覧。
- ^ http://www.pts-cruise.jp/regent/pdf/sn.pdf
- ^ http://niskgd.ru/fleet/anp/index.htm
参考文献・資料
[編集]- 海事プレス社『クルーズシップコレクション2014・2015』クルーズ2014年4月号増刊
- “客船案内 セブンシーズ・ナビゲーター” (PDF). RTSリージェントオフィス. 2014年5月4日閲覧。