セイ・イット・イズント・ソー (ホール&オーツの曲)
「セイ・イット・イズント・ソー」 | ||||||||
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ホール&オーツ の シングル | ||||||||
初出アルバム『Rock 'n Soul Part 1』 | ||||||||
B面 | キッス・オン・マイ・リスト (Kiss on My List) | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7" 45 RPM, 12" 33⅓ RPM | |||||||
録音 | 1983年9月、ニューヨーク市のエレクトリック・レディ・スタジオ[1] | |||||||
ジャンル | ポップ・ロック、ブルー・アイド・ソウル | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | RCAレコード | |||||||
作詞・作曲 | ダリル・ホール | |||||||
プロデュース | ダリル・ホール、ジョン・オーツ、ボブ・クリアマウンテン[1] | |||||||
ホール&オーツ シングル 年表 | ||||||||
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「セイ・イット・イズント・ソー」 (Say It Isn't So) は、アメリカ合衆国のデュオ、ダリル・ホール&ジョン・オーツの楽曲で、ダリル・ホールが書いた作品。1983年のコンピレーション・アルバム『Rock 'n Soul Part 1』からの2枚の新曲シングルのうちの第1弾として、同年10月にRCAレコードからリリースされた。
この曲はジョン・"ジェリービーン"・ベニテスによって「special extended dance mix」と称するリミックスが制作され、『ビルボード』誌のホット・ダンス・クラブ・プレイ・チャートで首位に立った[2]。
一方Billboard Hot 100では、最高2位で4週にわたってその位置にあったが、ポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソンの「セイ・セイ・セイ」に阻まれ、遂に1位になれなかった。
作曲と録音
[編集]「セイ・イット・イズント・ソー」は、アルバム『H2O』のツアー中に、ダリル・ホールが書いた曲である。『Rock 'n Soul Part 1』のレコーディング・セッションで吹き込まれた2曲のうち、最初に録音されたものである。
録音セッションは、1983年9月に、ニューヨーク市のエレクトリック・レディ・スタジオ A で行なわれた。ダリル・ホールとジョン・オーツのプロデュースとなっており、レコーディング・エンジニアを務めたボブ・クリアマウンテンが共同プロデューサーとして名を連ねている。
バックミュージシャンは、ホール&オーツのバンドメンバーであるベーシストのトム・ウォーク、サクソフォーン奏者のチャールズ・デチャント、ギタリストのG・E・スミス、ドラマーのミッキー・カリーに加え、パーカッション奏者のジミー・ブラロウワー (Jimmy Bralower) が参加している。
この曲の編曲は、スタジオの中で練り上げられ、バッキング・ボーカルは「アイ・オンリー・ハヴ・アイズ・フォー・ユー (I Only Have Eyes for You)」のフラミンゴスのバージョンを参考にしており、途中のブレイクは、ジミー・ブラロウワーのパーカッションで埋められている[1]。
ミュージック・ビデオ
[編集]この曲のミュージック・ビデオは2種類ある。最初のバージョンは、1度だけMTVで、ホール&オーツの特別番組『The Greatest & The Latest』の中で放送されたもので、曲はアルバムバージョンを使用し、バンドメンバーは殆ど登場せず、途中にダリル・ジョンに加えて女性1名による寸劇がある。
MTVの最盛期にヘヴィ・ローテーションされた2つ目のバージョンは、ニューヨーク市でロケーション撮影されたもので、曲は『special extended dance mix』の一部をカットしたバージョンを使用しており、映像中にバンドメンバーが全員登場するほか、最初のバージョンで撮影・使用された、ダリルが踊る映像も使用されている。
チャート
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週間シングル・チャート[編集]
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年間チャート[編集]
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シングル収録曲
[編集]7" 45 RPM
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「セイ・イット・イズント・ソー (Say It Isn't So)」 | ダリル・ホール |
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「キッス・オン・マイ・リスト (Kiss on My List)」 | ホール、ジャンナ・アレン |
12" 33⅓ RPM
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「セイ・イット・イズント・ソー (Say It Isn't So)」(Special Extended Dance Mix) | ホール |
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「セイ・イット・イズント・ソー (Say It Isn't So)」(Dub version) | ホール | |
2. | 「キッス・オン・マイ・リスト」 | ホール、アレン |
脚注
[編集]- ^ a b c Wolk, Tom "T-Bone" [in 英語] (2006) [1983]. "The Rock 'n Soul Part 1 Sessions". Rock 'n Soul Part 1 (CD liner). Daryl Hall & John Oates. RCA Records/Legacy Recordings. 82876753972。
- ^ Whitburn, Joel (2004). Hot Dance/Disco 1974–2003. Record Research. p. 116. ISBN 978-0-89820-156-7
- ^ “Top 100 Hits of 1984/Top 100 Songs of 1984”. Music Outfitters, Inc.. 2016年6月2日閲覧。
- ^ “The CASH BOX Year-End Charts: 1983”. Randy Price. 2013年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月2日閲覧。
関連項目
[編集]先代 「トーキング・イン・ユア・スリープ」 ロマンティックス |
Billboard Hot Dance Club Play 首位シングル 1983年12月24日 – 1984年1月14日 |
次代 「Din Daa Daa」 ジョージ・クランツ |