セイザル・ファン・エーフェルディンヘン
セイザル・ファン・エーフェルディンヘン Cesar van Everdingen | |
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ファン・エーフェルディンヘン作「寓意画としての集団肖像画、正直者を探すディオゲネス」 | |
生誕 |
1616年か1617年 アルクマール |
死没 |
1678年10月13日(葬礼日) アルクマール |
セイザル・ファン・エーフェルディンヘン(Cesar Pietersz. van Everdingen または Cesar Boetius van Everdingen (1616年か1617年生まれ、1678年10月13日に埋葬)はオランダの画家である。肖像画や歴史画を描いた。
略歴
[編集]アルクマールの役人の息子に生まれた。弟に風景画家のアラールト・ファン・エーフェルディンヘン(1621-1675)らがいる。ユトレヒトの風俗画家、ヤン・ヘーリッツゾーン・ファン・ブロンクホルスト(Jan Gerritsz. van Bronckhorst: 1603-1661)から絵を学んだ[1][2]。1632年にアルクマールの聖ルカ組合に加入した。1636年の作品が日付のある作品としては最も古くアルクマールではあまり仕事が得られなかったとされる。1646年に結婚した。1648年にハールレムに移り、ハールレムのシント=ヨリスの民兵組織にも加わった。建築家のヤーコブ・ファン・カンペン(Jacob van Campen: 1596-1657)と知り合い[2] 、1648年から1650年の間はファン・カンペンが設計したデン・ハーグのハウステンボス宮殿のOranje Zaal (オレンジの間)の装飾の仕事をした。 1651年にハールレムの聖ルカ組合に加入した。
1658年にアルクマールに戻り、アルクマールに工房を開いた[2] 。弟子にはJan Theunisz BlanckerhoffやAdriaen Dekker、Hendrik Graauw、Thomas Heeremanらがいた[2]。
歴史画や人物画を描き、人物の肌や衣装の質感を描くのに熟練していたとされている。
作品
[編集]-
「大きな帽子をかぶった少女」(1645/1650)
アムステルダム国立美術館蔵 -
火鉢で指を温める女(1645/1650)
アムステルダム国立美術館蔵 -
Wollebrand Geleynssen de Jongh(商人)の肖像画
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聖家族 (c.1660)
Museum Catharijneconvent蔵 -
猟師姿の少女
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パルナッソス山の4人の女神とペガサス(1648/1650)
参考文献
[編集]- ^ Cesar van Everdingen Biography in De groote schouburgh der Nederlantsche konstschilders en schilderessen (1718) by Arnold Houbraken, courtesy of the Digital library for Dutch literature
- ^ a b c d Cesar Boetius van Everdingen in the RKD