スーリヤ・バハドゥル・タパ
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スーリヤ・バハドゥル・タパ(ネパール語:सूर्य बहादुर थापा、英: Surya Bahadur Thapa、1928年3月21日 - 2015年4月15日)は、ネパールの保守政治家。3人の国王の下で5回、首相を務めた。旧王党派。一人の息子と、三人の娘がいる[1]。
首相の任期は次の通り。
はじめの3回は無政党で、後の二回は国民民主党(タパ派)に属した。
生涯
[編集]1928年3月21日、タパはダンクタ州ムガで生まれた。その後、インドのアラーハーバード大学を卒業(教養学士)。クルクシェートラ大学から名誉文学博士の称号を授与されている。
1963年、マヘンドラ国王から首相に任命されたのをはじめ、その後もビレンドラの治世でも首相に任命されている[2]。ロケンドラ・バハドゥル・チャンダと対立関係にあり、それぞれの首相在任期間中にたびたび内閣不信任案を出している[3]。
2003年6月4日、チャンダが辞任したことにより、タパはギャネンドラ国王により、5度目の首相に任命された[4]。
2004年5月7日、国民の不満の高まりにより、国王独裁を手放すことを余儀なくされたとき、辞任した。後任にはシェール・バハドゥル・デウバが就任した。
脚注
[編集]- ^ “Former Nepal PM Surya Bahadur Thapa dies”. Times of India (Apr 16, 2015). 2015年4月16日閲覧。
- ^ 佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.673
- ^ 佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.660
- ^ 佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.685
参考文献
[編集]- 佐伯和彦『世界歴史叢書 ネパール全史』明石書店、2003年。
関連項目
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