スリー・リバーズ
スリー・リバーズ | |
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Striking Distance | |
監督 | ローディー・ヘリントン |
脚本 |
ローディー・ヘリントン マーティン・カプラン |
製作 |
アーノン・ミルチャン トニー・トモポロス ハント・ロウリー |
製作総指揮 | スティーヴン・ルーサー |
出演者 | ブルース・ウィリス |
音楽 | ブラッド・フィーデル |
撮影 | マック・アールバーグ |
編集 | マーク・ヘルフリッチ |
配給 | コロンビア・ピクチャーズ |
公開 |
1993年9月17日 1993年10月30日 |
上映時間 | 102分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | 2411万ドル |
『スリー・リバーズ』(原題: Striking Distance)は、1993年に公開されたアメリカ合衆国の映画。原題のStriking Distanceは、「すぐそば」「手の届く所」の意。邦題の「スリー・リバーズ」は、アレゲニー川とモノンガヒラ川が合流してできるオハイオ川を指す。この合流地点一帯がピッツバーグのダウンタウンを形成しており、この映画の舞台となっている。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
1991年。ピッツバーグ市警察のトーマス・ハーディ刑事は、親類縁者も含めて代々続く警察官一家で、彼はそれを誇りにしていた。しかし、職務に対して勁烈無比な忠誠心を持つトーマスは私情を挟まずに、刑事であり従兄弟でもあるジミーの暴行事件で事実を認める証言をしたことで、相棒を裏切ったとして、警察内部で白眼視されていた。
ある日、警部の父親と共に、連続婦女殺害犯を追跡するが、追跡途中で車が横転しトーマスは重傷を負う。トーマスが気を失っている間に犯人はトーマスの父親を射殺して逃走する。すぐに容疑者が逮捕されるが、トーマスにはその人物が真犯人とはとうてい思えなかった。
二年後、殺人課からリバー・レスキューに転属となったトーマスは、モーターボートによる河川パトロールを任務とする一方で酒に溺れる日々を送っていた。レスキュー隊では、彼は他の仲間に溶け込まず、孤立していたが、新しくパートナーとなった女性ダイバーのジョー・クリスマンだけは、彼の頑なな心を開かせようとし、彼も徐々に彼女に親しみを見せるようになる。
再び二年前の連続婦女殺害事件と類似した事件が次々と発生する。しかも、被害者はすべてトーマスの元恋人だった。二年前に逮捕された犯人はやはり真犯人ではないと、トーマスは確信し、独自に捜査を進めていく。
登場人物
[編集]- トム・ハーディ
- 演 - ブルース・ウィリス
- ピッツバーグ市警察の刑事。通称トミー。警察一家の5代目。ボートハウスで猫と暮らしている。
- ジョー・クリスマン
- 演 - サラ・ジェシカ・パーカー
- トミーの相棒。実は子持ちで離婚歴あり。大学生の頃に友人がレイプされて、調査したことで警察に入ろうとした。
- ジミー・テディロ
- 演 - ロバート・パストレリ
- トミーの従兄弟。刑事。母親は飛び降り自殺をした[1]。暴行事件を告発されたのをきっかけに母親同様に飛び降りる。「俺こそが最高の警官だ」が口癖。
- ダニー・テディロ
- 演 - トム・サイズモア
- ジミーの弟。ジミーが飛び降りた事件後にカリフォルニア州に異動になっていたが、二年後に帰郷する。兄の死でトム同様に荒れている。
- ヴィンス・ハーディ
- 演 - ジョン・マホーニー
- トミーの父。孫の顔を見たがっている。序盤の事件で殉職してしまう。
- ダグラス・ケサー
- 演 - ロバート・グールド
- 小男。事件の容疑者として逮捕される。
- チック・チケイニス
- 演 - ギャレス・ウィリアムズ
- 事件の目撃者。
- ニック・テディロ
- 演 - デニス・ファリーナ
- ジミーとダニーの父。ヴィンスの弟でトミーの叔父。イタリア系移民。
- トニー・サッコ
- 演 - ティモシー・バスフィールド
- トミーの相棒の一人。ダイバーの資格を持つ。口うるさい性格。
- キム・リー
- 演 - ジョディ・ロング
- トミーの同僚。終盤で死体となって発見される。
- ヘレン・クレイマー
- 演 - ジュリアナ・マッカーシー
- 判事。ジミーの裁判に携わる。
- シド
- 演 - ロスコー・オーマン
- 刑事。ジミーの親友で彼を死に追いやったトミーを憎んでいる。
- エディ・アイラー
- 演 - ブライオン・ジェームズ
- 殺人課の刑事。シドの部下。
出演
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 | ||
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ソフト版 | フジテレビ版 | テレビ朝日版 | ||
トム・ハーディ | ブルース・ウィリス | 大塚明夫 | 村野武範 | 野沢那智 |
ジョー・クリスマン | サラ・ジェシカ・パーカー | 高島雅羅 | 相沢恵子 | 佐々木優子 |
ニック・テディロ | デニス・ファリーナ | 池田勝 | 青野武 | 田中信夫 |
ダニー・テディロ | トム・サイズモア | 金尾哲夫 | 江原正士 | 大塚芳忠 |
ジミー・テディロ | ロバート・パストレリ | 牛山茂 | 谷口節 | 牛山茂 |
エディ・アイラー | ブライオン・ジェームズ | 糸博 | 樋浦勉 | 小島敏彦 |
トニー・サッコ | ティモシー・バスフィールド | 小室正幸 | 荒川太朗 | 田原アルノ |
ヴィンス・ハーディ | ジョン・マホーニー | 石森達幸 | 小林修 | 糸博 |
フレッド・ハーディ | トム・アトキンス | 田原アルノ | 天田益男 | 佐久田修 |
ゲイリー・ハーディ | マイケル・キャナバン | 稲葉実 | 室園丈裕 | |
キム・リー | ジョディ・ロング | 渡辺美佐 | 本間ゆかり | 岡本章子 |
ペンデルマン | マイク・ホッジ | 藤本譲 | 仲野裕 | 大山高男 |
フランク・モリス州検察官 | アンドレ・ブラウアー | 中田和宏 | 田原アルノ | 水内清光 |
シド | ロスコー・オーマン | 稲葉実 | 天田益男 | 成田剣 |
ダグラス・ケサー | ロバート・グールド | 峰恵研 | 水野龍司 | |
チック・チケイニス | ギャレス・ウィリアムズ | 古田信幸 | 天田益男 | |
ヘレン・クレイマー判事 | ジュリアナ・マッカーシー | 水原リン | 紗ゆり | |
ニュースキャスター | サリー・ウィッキン | 一城みゆ希 | 藤生聖子 | |
その他 | 叶木翔子 喜田あゆ美 辻親八 定岡小百合 真殿光昭 |
山本郁子 檀臣幸 喜多川拓郎 星野充昭 はやみけい 真山亜子 |
中博史 大川透 湯屋敦子 鈴木正和 青山穣 中田雅之 幸田夏穂 | |
演出 | 伊達康将 | 松川陸 | 田島荘三 | |
翻訳 | 岩佐幸子 | 徐賀世子 | たかしまちせこ | |
調整 | 田中和成 | 高橋久義 | ||
担当 | 神部宗之 菊地由香 |
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効果 | VOX | |||
プロデュース | 吉岡美惠子 | |||
制作 | 東北新社 | グロービジョン | コスモプロモーション | |
初回放送 | 1997年3月1日 『ゴールデン洋画劇場』 |
1999年6月13日 『日曜洋画劇場』 21:02-22:54 | ||
再放送 | 2010年1月18日 2012年11月5日 2016年5月17日 2017年11月9日 2019年2月13日 『午後のロードショー』 地方ローカル |
2007年8月29日 『午後のロードショー』 |
スタッフ
[編集]- 監督:ローディー・ヘリントン
- 製作:アーノン・ミルチャン、トニー・トモポロス、ハント・ロウリー
- 製作総指揮:スティーヴン・ルーサー
- 脚本:ローディー・ヘリントン、マーティン・カプラン
- 撮影:マック・アールバーグ
- 音楽:ブラッド・フィーデル
脚注
[編集]- ^ ちなみにニックが言うには死体は見つからなかった。