スリー・フレンズ
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『スリー・フレンズ』 | ||||
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ジェントル・ジャイアント の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
ヴァーティゴ コロムビア・レコード | |||
プロデュース | ジェントル・ジャイアント | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ジェントル・ジャイアント アルバム 年表 | ||||
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『スリー・フレンズ』(Three Friends)は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、ジェントル・ジャイアントが1972年に発表した3作目のスタジオ・アルバム。
背景
[編集]マーティン・スミスがフィル・シャルマンとの確執により脱退したのに伴い、マルコム・モルティモアが後任ドラマーとして迎えられた[2]。しかし、モルティモアは後に交通事故に遭い、次作『オクトパス』(1972年12月リリース)ではジョン・ウェザーズが後任を務めた[2]。
本作はバンド初のコンセプト・アルバムで、3人の幼馴染の人生を描写した内容となっている[3]。また、バンド初のセルフ・プロデュース作品でもある[4]。
コロムビア・レコードから発売された本作のアメリカ盤LP (KC 31649)は、デビュー・アルバム『ジェントル・ジャイアント』のイギリス盤LPのジャケットが流用された[5]。
反響・評価
[編集]バンドは本作で初めて、アメリカの総合アルバム・チャートであるBillboard 200入りを果たし、1972年11月11日付のチャートで最高197位を記録した[1]。Bruce Ederはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「今回は、よりハードなロック・サウンドという方向性となった」としながらも「『スリー・フレンズ』では、グループのプログレッシブな志向も殆ど捨て去られていない」と評している[4]。
収録曲
[編集]全曲ともデレク・シャルマン、レイ・シャルマン、フィル・シャルマン、ケリー・ミネアの共作。
- プロローグ - "Prologue" - 6:12
- スクールデイズ - "Schooldays" - 7:35
- ワーキング・オール・デイ - "Working All Day" - 5:14
- ピール・ザ・ペイント - "Peel the Paint" - 7:30
- ミスター・クラス・アンド・クオリティ - "Mister Class and Quality?" - 5:51
- スリー・フレンズ - "Three Friends" - 3:01
参加ミュージシャン
[編集]- デレク・シャルマン - リード・ボーカル、バッキング・ボーカル
- ケリー・ミネア - キーボード、ヴィブラフォン、パーカッション、モーグ・シンセサイザー、ボーカル
- ゲイリー・グリーン - ギター、パーカッション
- レイ・シャルマン - ベース、ヴァイオリン、12弦ギター、ボーカル
- マルコム・モルティモア - ドラムス
- フィル・シャルマン - サクソフォーン、ボーカル
アディショナル・ミュージシャン
- カルヴィン・シャルマン - ボイス(on #2)
脚注・出典
[編集]- ^ a b “Gentle Giant Chart History”. Billboard. 2018年2月25日閲覧。
- ^ a b 日本盤再発CD (UICY-20128)ライナーノーツ(大鷹俊一、2005年12月9日)
- ^ “CRR Review - Gentle Giant - Three Friends/Octopus”. Classic Rock Revisited. 2018年2月25日閲覧。
- ^ a b Eder, Bruce. “Three Friends - Gentle Giant”. AllMusic. 2018年2月25日閲覧。
- ^ Gentle Giant - Three Friends (Vinyl, LP, Album) at Discogs - アメリカ盤LPの情報。