スミルノワ・チェルヌイフ彗星
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スミルノワ・チェルニフ彗星 74P/Smirnova-Chernykh | |
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8等でおとめ座の位置にあったときに撮影されたスミルノワ・チェルヌイフ彗星
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仮符号・別名 | 1967 EU, 1967 XV 1975 E2, 1975 VII, 1975e 1984 V 1992 XXI[1] |
分類 | 周期彗星 |
発見 | |
発見日 | 1975年3月後半[2] |
発見者 | タマラ・スミルノワ[2] |
軌道要素と性質 元期:TDB 2456168.5 (2012年8月29.0日) | |
軌道長半径 (a) | 4.1661 au[1] |
近日点距離 (q) | 3.5511 au[1] |
遠日点距離 (Q) | 4.7810 au[1] |
離心率 (e) | 0.1476[1] |
公転周期 (P) | 8.50 年[1] |
軌道傾斜角 (i) | [1] | 6.651 °
近日点引数 (ω) | [1] | 86.608 °
昇交点黄経 (Ω) | [1] | 77.084 °
平均近点角 (M) | 130.891 °[1] |
前回近日点通過 | 2018年1月26日[3] |
次回近日点通過 | 2026年2月26日[3] |
最小交差距離 | 2.570 au(地球)[1] 0.478 au(木星)[1] |
ティスラン・パラメータ (T jup) | 3.007[1] |
物理的性質 | |
直径 | 4.46 km[1] |
絶対等級 (H) | 4.8(核+コマ)[1] |
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スミルノワ・チェルニフ彗星(英語: 74P/Smirnova-Chernykh)は、太陽系の周期彗星である。エンケ彗星と同様にティスラン・パラメータが3より大きい彗星[1]で、さらに準ヒルダ群彗星にも属する[4]。1975年3月後半にクリミア天体物理天文台で3月4日と16日に撮影された写真上からタマラ・スミルノワが発見した[2]。スミルノワの発見だけではその天体が彗星なのか小惑星なのかが不明瞭であったが、ニコライ・チェルヌイフにより彗星であることが確認された[2]。発見時には15等級程度であり、この年の8月6日に近日点を迎えた[2]。
発見後に、この彗星が同天文台で1967年に写真撮影され小惑星としての仮符号1967 EUが与えられていたことが判明した[5]。
大きさは直径4.46 kmと推定され、現在はほとんど木星の軌道の内側にある[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q “74P/Smirnova-Chernykh”. Small-Body Database Lookup. Jet Propulsion Laboratory. 2022年2月17日閲覧。
- ^ a b c d e Kronk, Gary W.. “74P/Smirnova-Chernykh”. cometography.com. 2022年2月17日閲覧。
- ^ a b 木下一男 (2018年11月13日). “74P/Smirnova-Chernykh”. 2022年2月17日閲覧。
- ^ Toth, I. (2006). “The quasi-Hilda subgroup of ecliptic comets - an update”. Astronomy and Astrophysics 448 (3): 1191-1196. Bibcode: 2006A&A...448.1191T. doi:10.1051/0004-6361:20053492.
- ^ “74P/Smirnova-Chernykh”. Minor Planet Center. 2022年2月17日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
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