住正徳
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(スミマサノリから転送)
住 正徳(すみ まさのり、1970年1月15日[1] - )は日本のライター、文芸作家である。かつてはデジタル系デザイン事務所「株式会社デジタルビイム」代表取締役であった。神奈川県横浜市生まれ、川崎市育ち。スミマサノリ(参照)とも。
略歴
[編集]- 1970年1月15日、神奈川県横浜市生まれ。主に川崎市で育つ。途中、数年間は父親の仕事の都合により新潟市に転居した。
- 1992年3月、法政大学文学部英文学科卒業、大学在学中は法政大学水上スキーモータークラブ(通称水上スキー部)に所属していた。デジタル系製作プロダクションに勤務。
- 1997年、マルチメディアグランプリ'97 エンターテインメント賞、翌年、マルチメディアグランプリ'98 アーティスト賞を受賞。
- 1998年3月、株式会社デジタルビイムを設立し、代表取締役クリエーターとして独立。その後会社は解散。現在はフリーランス。
特徴
[編集]- デイリーポータルZには、サイトデザインを担当したことをきっかけとして、草創期からライターとして参画していたが、40歳になったのを機に、2009年末で連載を休止した。休止中にも他の記事やラジオには出演をし続け、2013年4月に覆面ライター「サントス・ジュニア」としてライターに復活した。2013年9月からは住正徳名義の記事も執筆している。
- 個性的な話し方、笑い方をする。ちょっとしたことでもすぐ笑ってしまう笑い上戸。
- 普段は坊主に近い髪型をしているが、髪が伸びるとちり毛が目立ってしまうことを気にしている。なお、本人は「ちり毛」という表現は好きではない(デイリーポータルZラジオ内の発言より)。
- 学生時代から腰痛持ち。これまで数回、入院が必要になるまで悪化したことがある。
- 極度の高所恐怖症で、デイリーポータルZ内の記事やポッドキャストでは、それをネタにしたものが多くある。
- 学生時代は、酒屋、コンビニ、配送関係、建築などかなりの数のアルバイトをしていた。
- 小説家としても活動している。執筆作はカリグラフィー「逆転チャンス」(集英社BART E-MAIL文学賞大賞受賞)、短編小説「梟のピストル」(マガジンハウス「鳩よ!」掌編小説コンクール秀作、フーコー短編小説コンテスト優秀賞受賞)など。
- NHKワンセグ2の『青山ワンセグ開発』という番組で、自作のショートコントを発表し、セカンドシーズンのファイナルステージに進出した。
著書
[編集]単著
[編集]- 『ロマンの木曜日』(彩文館出版、2006年1月、ISBN 4775600990)
- 『らぶそんぐ1』(2013年1月)
共著
[編集]- 『おとなの自由研究』(アスペクト、2004年3月、ISBN 4757210205) - 装丁も手がけている。
- 『活動遺産 いろいろな人のいろいろな話!!』(デザインエッグ、2024年) - 共著 : はしもとみお、山﨑理恵子、中本忠子、山村浩一 ほか。編 : 清古尊。
掲載
[編集]- 『ソトコト』(木楽舎、2001年)
- 『マリ・クレール』(角川書店、2002年 - 2004年)
- 『ASTA』(ポプラ、2006年 - 2008年)
- 『翼の王国』(全日本空輸、2015年 - )
- 『大手町ココドコ』(東京メトロ、2016年)
- 『エステー宣伝部.com』(エステー、2017年 - )副編集長。
出演
[編集]映画
[編集]- あしたのジョー (2011年初春公開、東宝)
テレビ番組
[編集]- ショートコント集 Mr.SUMI(2011年、NHK)
- 無声映画 トラブリング(2012年、NHK)
- 廃墟の休日(2015年、テレビ東京)[2]
- 姉ちゃんの恋人(2020年10月27日 - 12月22日、関西テレビ・フジテレビ) - 臼井一 役[2]
- シャキーン!(2018年〜、Eテレ)
- セミオトコ(2019年、テレビ朝日)
- ねこのめ美じゅつかん(2021年、Eテレ)
- バラいろダンディ(2022年、TOKYO MX)
CM
[編集]- ムシューダ(2019年)
ラジオ
[編集]脚注
[編集]- ^ 「廃墟の休日」公式サイト 2015年9月24日閲覧。
- ^ a b スミマサノリ名義
関連人物
[編集]- 林雄司 - デイリーポータルZのWebマスター。
- 田辺誠一 - 俳優。住とは20年来の友人であり、デイリーポータルZの記事にも何度か登場している。
- 吉川正洋(ダーリンハニー) - お笑い芸人。2009年から住が配信しているインターネットラジオを共に進行。
外部リンク
[編集]- すみましん - 個人サイト
- 株式会社デジタルビイム [リンク切れ]- かつて代表取締役を務めていた会社の公式サイト [1]
- so-net:バクスト2.0[リンク切れ]