スミデロ峡谷
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スミデロ峡谷(スミデロきょうこく、スペイン語: Cañón del Sumidero)は、メキシコ合衆国チアパス州にある峡谷である。チアパス州の州都であるトゥストラ・グティエレスの北に位置する。峡谷にはグリハルバ川が流れ、水面からの崖の高さは最も高いところで900mに達する。
スミデロ峡谷は更新世に起きた断層運動によって生み出された。スミデロ峡谷はチアパス州の州章にデザインされているように、チアパス州の文化の象徴となっており、チアパス州の重要な観光資源となっている。また、アメリカワニなどのクロコダイルおよびオオホウカンチョウ、ジェフロイクモザル、マーゲイなどの様々な野生動物の住処となっている[1]。
チコアセンダムの建設により一部が水没しているが、2004年にラムサール条約登録地となった[1]。
脚注
[編集]- ^ a b “Parque Nacional Cañón del Sumidero | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2004年2月2日). 2023年3月27日閲覧。