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スフミ・トロリーバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スフミ・トロリーバス
2006年時点でのスフミ・トロリーバス
2006年時点でのスフミ・トロリーバス
基本情報
ジョージア (国)の旗 ジョージア アブハジア自治共和国
アブハジアの旗 アブハジア
所在地 スフミ
種類 トロリーバス[1][2][3]
路線網 3系統(2021年現在)[1][2][3]
開業 1968年[1]
路線諸元
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スフミ・トロリーバスグルジア語: სოხუმის ტროლეიბუსიロシア語: Сухумский троллейбус)は、アブハジア[注釈 1]首都スフミ市内に存在するトロリーバス2021年現在はスフミ市が所有するスフミ市トロリーバス行政公社(МУП «Троллейбусное управление Администрации города Сухум»)による運営が行われている[1][2]

概要

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ソビエト連邦(ソ連)時代の1968年1月3日に開通したトロリーバス路線。1980年代末期には最大5系統が運行していたが、2021年現在は下記に記す3系統による運行が実施されている。また1990年代にはアブハジア紛争の影響により全線が運休する事態が起きたものの、復旧以降はそういった大規模な中断はなく運行が継続されている。2010年には新型車両への置き換えによる大規模な近代化が図られている一方、変電所は開通以降更新されておらず老朽化が進んでおり、運転士や予備部品の不足を始めとした今後の課題の1つに位置付けられている[1][2][3]

2019年時点での系統は以下の通り[1]

系統番号 起点 終点 備考
1 Новый район Центральный рынок
2 Маяк (12 школа) Тхубун 電力不足により2020年11月以降運休中[3]
3 Старый поселок Центральный рынок

車両

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2021年現在、スフミ・トロリーバスで使用されている車両は以下の通り。前述のように2010年に全車両をロシア連邦製の車両に置き換えている[1][5]

車両形式 両数
(2021年10月現在)
備考・参考
ZiU-682ロシア語版 ZiU-682G-016.04 20両
トロルザ-5275.07 "オプティマ"ロシア語版 5両

脚注

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注釈

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  1. ^ アブハジアはジョージアが自国に属すると主張しているが、事実上アブハジア共和国として独立状態にある地域である[4]

出典

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  1. ^ a b c d e f g Куда везет сухумский троллейбус”. Нужная газета (2019年7月18日). 2021年11月27日閲覧。
  2. ^ a b c d Сухумский троллейбус: полвека на линии”. Нужная газета (2019年7月18日). 2021年11月27日閲覧。
  3. ^ a b c d Sukhum”. Urban Electric Transit. 2021年11月27日閲覧。
  4. ^ 大場正明 (2016年9月12日). “ジョージアで起きた「アブハジア紛争」で続く不条理”. ニューズウィーク日本版. 2021年11月27日閲覧。
  5. ^ Vehicle Statistics Sukhum, Trolleybus”. Urban Electric Transit. 2021年11月27日閲覧。