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スピーダー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スピーダー
基本情報
船種 高速船
船籍 日本の旗 日本
運用者 ダイヤモンドフェリー
建造所 オーストラリアの旗 オースタル
経歴
就航 1995年7月7日[1]
運航終了 1998年3月26日
その後 メキシコの旗 メキシコへ売船
要目
総トン数 375トン[1]
全長 43.0 m[1]
全幅 11.2 m[1]
深さ 3.8 m[1]
喫水 1.3 m[1]
主機関 4基[1]
推進器 ウォータージェット推進×4基[1]
出力 10,880馬力[1]
最大速力 42.5ノット
航海速力 39.0ノット[1]
旅客定員 331名[1]
[2]
テンプレートを表示

スピーダー: Speeder)は、かつて大分県大分市大分港(西大分港)、別府市別府港(別府国際観光港)と愛媛県伊予市伊予港との間を結んでいたダイヤモンドフェリー高速船である。

概要

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オーストラリアの高速船メーカーであるオースタルで建造されたウォータージェット推進の高速船で、1995年7月7日に就航した。片道料金はエコノミーシート4,800円、ファーストシート6,800円[2]であったが、台風や冬場の荒天による欠航が多く利用客が伸び悩み、年間15万人の利用客数を見込んでいたが、1996年度は11万人、1997年度は10万人程度と低迷、1998年3月26日に航路休止となった[3]

航路

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大分 - 伊予間の約120kmを約1時間45分で結んだ[1]。就航当初は1日3往復[2]、1997年12月以降は2往復を運航した。1997年7月18日より別府港への寄港を開始した。

設計

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船体は2層構造で上層が操舵室およびファーストシート33名、下層がエコノミーシート298名の2クラス制となっている。水線下のフィンとフラップを電子制御して船体の動揺を抑えるライド・コントロール・システムを備える[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 世界の艦船(1995年10月号,p68)
  2. ^ a b c 『九州-四国、日帰り圏。SPEEDER』チラシ、ダイヤモンドフェリー発行
  3. ^ 世界の艦船(1998年6月号,p165)

関連項目

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外部リンク

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