スパット・スタタム
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スパット・スタタム(Suphat Sutatum、1915年7月11日 - 没年不詳)は、タイ王国の政治家、タイ王国元財務大臣[1][2]。
人物・経歴
[編集]1915年7月11日、タイのバンコクで生まれる。1930年に、ワット・ボピトルピムク・スクール(Wat Bopitrpimuk school)で中等教育を修了[1]。
1934年にタイ会計検査院で研修生としてキャリアをスタートさせ、1935年に2級事務官に任じられた[1]。
その後来日し、立教大学で学び、1941年には商学修士号を取得。また、バンク・オブ・アメリカの監査役として研修を受けた[1]。
1948年、タイ監査委員会委員、1975年、監査委員会事務局長、1972-75年、監査委員会委員長、1974年、汚職・腐敗行為防止局委員など、タイの国家財務の要職を歴任[1]。
1976年10月22日に、タニン・クライヴィシエン(Tanin Kraivixien)首相の政権下で財務大臣に任命され、1977年11月12日には再びクリアンサック・チョマナン(Kriangsak Chomanan)首相の政権下で財務大臣に任命され[1]、1979年5月24日まで大臣を務めた[3][4]。
1977年6月10日には、立教大学名誉博士号が授与された[2]。
妻のナン・マリー・スタタム(Nang Malee Sutatum)の間に3人の息子と1人の娘がいる[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g THE WORLD BANK GROUP ARCHIVES 『Minister of Finance - Nai Suphat Sutatum』
- ^ a b 立教大学 『名誉博士授与者/Honorary Doctorate』
- ^ Rulers Thailand Ministries, etc.『Finance Ministers』
- ^ NewspaperSG 『The Business Times, 2 June 1977』